Disney +で配信中の『クルエラ』の感想、レビュー、解説

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2021年8月27日よりDisney+で配信がスタートした映画『クルエラ』を先日視聴しました。
見放題作品とは思えないクオリティに驚いたので、是非この感動を共有したい!!!

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まだ、見ていないあなたのために、あらすじ、感想、登場人物やキャストについてまとめました。

Disney +『クルエラ』のあらすじ

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2021年アメリカ製作のダークコメディ映画。1961年に公開されたディズニーアニメ映画『101匹わんちゃん』に登場するヴィラン”クルエラ”の若き日を描いた作品。

生まれつき髪の毛が半分白髪半分黒髪の少女エステラは、奇抜なファッションセンスを持つ素行が悪い女の子。彼女は母と幸せに暮らしていましたが、ある日突然母をなくし、ロンドンで孤児として暮らしていく事になってしまいます。

10年後、彼女は目立たないように髪を茶色に染め、過酷な環境下でも孤児だった仲間と共にスリや窃盗を働きながらお金を稼ぎ生活していました。しかし、彼女はファッションデザイナーになるという幼少期からの夢は捨てきれずにいました。

エステラは、あることがきっかけで世界的デザイナーであるバロネスと出会い、彼女のもとで仕事を始めます。はじめは雑用ばかりだったエステラでしたが、そのファッションセンスと才能が徐々に認められていき、バロネスの右腕として成果を上げていきます。

そんなある日、バロネスが身につけているネックレスが、昔自分が母からもらったものだと気がついたエステラは、彼女からネックレスを奪い返すため、謎のデザイナー「クルエラ」としてバロネスが主催するファッションショーに潜入するのですが・・・。

悪名高きヴィラン『クルエラ』はいかにして誕生したのか・・・。その答えはこの作品の中に・・・。

登場人物、キャストの紹介

Disney +映画『クルエラ』に登場する魅力的なキャラクター達をご紹介します。

クルエラ/エマ・ストーンン

演じるのは『ラ・ラ・ランド』で主演女優賞を受賞したエマ・ストーン。エステラとクルエラという善と悪の二面性を見事に演じきっています。クルエラって悪者なんだよな・・・と思いつつも何故か応援したくなり、彼女が体験する悲劇や絶望には心が揺さぶられます。

バロネス/エマ・トンプソン


1993年『ハワーズ・エンド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・トンプソンが、本作最大のヴィランであるバロネスをエレガントにそして憎らしく演じています。エステラの中に眠る悪の心”クルエラ”を覚醒させた張本人のバロネスは、とにかく憎たらしく悪魔のような人間です。観ていて本当に腹が立つ・・・。素晴らしい演技力です。

ジャスパー/ジョエル・フライ

演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』や『イエスタディ』など話題作に出演するジョニエル・フライ。
エステラ(クルエラ)とホーレスと共に、幼少期から泥棒で生計を立ててきた彼女の親友の一人。クルエラに振り回されながらもなんだかんだいつも彼女を助けている。

ホーレス/ポール・ウォルター・ハウザー

『ブラック・クランズマン』等の作品に出演しているポール・ウォルター・ハウザーが演じるホーレスは、ジャスパーと同じくクルエラの幼なじみで親友。ジャスパー同様、クルエラの無茶振りに振り回されながらも彼女に協力する。肥満体型でめちゃくちゃ可愛いチワワを買っている。

ジョン/マーク・ストロング

バロネスの右腕として働くジョン役を演じるのは、『シャーロック・ホームズ』や『キングスマン』などで知られるマーク・ストロング。彼ほどの役者がまさかただの右腕役で終わるわけがないと思って鑑賞していると・・・。やはり超重要人物でした!ミステリアスな雰囲気や時折見せる笑いを誘うセリフが魅力的。

『クルエラ』の感想

ディズニー作品の中でも有名なヴィランであるクルエラの過去が描かれる本作は、ファッションが好きな人はもちろん楽しめますし、アニメ映画『101匹わんちゃん』を見たことがある人が楽しめるようなシーンが散りばめられており、期待以上の作品でした。

ラストにかけて判明していく真実には、衝撃と悲しみが入り混じってなんとも言えない感情に・・・。ストーリーもシンプルで非常にわかりやすく、クルエラの、人間なら誰しも持つ善と悪の二面性を美しくスタイリッシュに描いています。

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