Disney +で配信中『ハピアー・ザン・エヴァー:L.A.へのラブレター』感想/レビュー

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Disney+にて、2021年9月3日より配信が開始された、ビリー・アイリッシュのライブ映像とアニメーションが融合した作品「ハピアー・ザン・エヴァー:L A.へのラブレター」を先日視聴しました。

 

この作品は、グラミー®賞7冠に輝くアーティスト、ビリー・アイリッシュの2ndアルバム「Happier Than Ever」における全16曲がDisneyならではの演出で表現されます。

まだ視聴していないあなたのために、本作のみどころやビリー・アイリッシュの経歴とその魅力についてまとめました。

「ハピアー・ザン・エヴァー:L A.へのラブレター」のみどころ

https://twitter.com/DisneyPlusJP/status/1430741797588946949

作品と同様のタイトルの2ndアルバム「Happier than Ever」を2021年7月30日に発売したビリー・アイリッシュ。
本作は、アルバムに収録されている全16曲を彼女の魂のこもった歌声とライブ映像を存分に楽しめる作品です。

アニメのキャラクターと化したビリーやまるで夢の世界のようなL A.の風景、美しくそしてどこかはかなげな彼女の歌声が融合し、不思議で独特な世界観を作り出しています。

監督には、『シン・シティ』などの作品を手掛けたロバート・ロドリゲスと2015年に『愛犬とごちそう』でアカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞したパトリック・オズボーンを起用し、ビリー・アイリッシュの魅力を実写とアニメの両面から描き切っています。

また、音楽家のグスターボ・ドゥダメルが指揮をするロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の演奏や、兄であり音楽プロデューサーのフィニアス・オコネル、ブラジル人ギタリストのロメロ・ルバンボ、ドラマーにはアンドリュー・マーシャルと世界的に有名なアーティストが集結し脇を固めています。

さらに、これまで数々の有名アーティスト達がライブを行ってきた「ハリウッド・ボウル」というロサンゼルスでは超有名なライブ会場で撮影が行われており、まるで自分が本当にライブ会場にいるような体験ができる素晴らしいエンタメ作品となっています。

ビリー・アイリッシュの経歴とその魅力

2021年12月18日、アメリカのロサンゼルスに生まれたビリー・アイリッシュ。彼女は、俳優である父親と俳優兼作曲家の母の間に生まれたまさにエンタメ界の申し子と言えます。

2015年、兄のフィリアスとSoundClowdという音楽をオンラインにアップできるサービスに『Ocean Eyes』という曲をアップしたところ、有名音楽紹介サイトに取り上げられ爆発的にヒット

2016年にメジャーデビューを果たしてからは、ドラマのサントラやCMソングなどに起用され、ストリーミング再生では爆発的な再生回数を記録し一躍大スターとなりました。

若干19歳にしてこれまでにグラミー賞で7冠に輝いた世界的アーティストであるの彼女の魅力と言えば、ソウルフルでミステリアスな歌声とその個性的な世界観にあります。

私自身、初めて彼女の曲を聞いた時はそこまで魅力を感じることはありませんでしたが、聴けば聴くほど彼女の世界に吸い込まれていくような感覚になりました。本作は曲だけではない彼女の魅力を、ライヴ会場にいるかのような、まるで映画作品を見ているかのような感覚で楽しめる作品になっています。

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