仮面ライダー1号とは? 能力やあらすじ、最新映画の視聴方法を解説

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仮面ライダーと聞いて皆さんが思い浮かべるのはどのライダーでしょうか。

1971年から2020年現在に至るまで数多くのライダーが登場してきましたが、そのすべての仮面ライダーの原点となったのが、今回ご紹介する仮面ライダー1号なのです!

TVシリーズの終了から約50年が経った今でも初代仮面ライダーとして根強い人気を誇り、2016年には45周年を記念してリメイク作品も作られました。

さあ、それでは伝説のライダー、仮面ライダー1号の魅力に迫っていきましょう!

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仮面ライダー1号のあらすじ

仮面ライダー1号に変身するのは、藤岡弘さん演ずる本郷猛。

もともとは城南大学の学生で、生化学を勉強していた天才でしたが、ショッカーに連れ去られ改造手術をされてしまいます。

しかし、脳改造寸前に脱出したことで、人々の自由をショッカーから守るため、仮面ライダーとなることを決意するのです。

若くして両親と死別しており、親代わりになっていた立花藤兵衛(おやっさん)の影響でオートレースに打ち込むようになり、一流のバイク運転技術を身に着けました。

ちなみに、緑を基調とした体色の初期モデル「旧1号」と、故意に再改造を受けてパワーアップし手足が銀色になった「新1号」とがあります。

2006年に元祖『仮面ライダー』をもとに現代的なアレンジを加えて作られた、仮面ライダー THE FIRSTとそれに続く仮面ライダー THE NEXTでは、黄川田将也さんが本郷猛を演じています。

こちらの本郷猛は基本的な設定はほぼ同じですが、改造人間であること人並みに恋愛ができないことなどへの苦悩や葛藤を抱えた、暗い側面を持つ人物として描かれています。

仮面ライダー1号の能力

それでは仮面ライダー1号の超人的な能力に迫っていきましょう。作品や時期によって細かな数値に若干の違いがありますが、基本的な能力は共通しています。

ここでは最も登場回数が多くビジュアルも有名な「新1号」の能力を主に解説します。

高い身体能力

・超人的なエネルギーの源は風力。風力エネルギーを使ってベルトの風車を回すことで変身する。

・パンチ力 60トン、キック力 90トン、ジャンプ力は25メートル時速240キロで走ることができる。

・複眼Cアイはズーム機能と暗視能力が備わっている。聴力は常人の40倍で額の触覚アンテナは4キロ四方の電波を感知できる。さらに怪人の居場所を探知するOシグナルや100トンの衝撃を吸収する脚部のショックアブソーバーなどの機能をもつ。

驚愕の能力を持っていることがわかりますね!ちなみに2016年の映画『仮面ライダー1号』では鍛え上げた精神力で風を起こして変身できるようになり、各能力がさらに強化されました。

「技の1号」と呼ばれるほどの多彩な技

仮面ライダー1号は、強力になる敵怪人に対応するために必殺技のライダーキックに工夫を加え様々なバリエーションを生み出したほか、強力な打撃技や投げ技をマスターし、48の技を持つと言われています。

このため通称「技の1号」と呼ばれるようになりました。多彩な技のいくつかをご紹介します。

・電光ライダーキック・・・立花藤兵衛との猛特訓の末編み出した両足でのライダーキック。通常のライダーキックの倍の威力を持つ。

・ライダー返し・・・向かってきた敵を担ぎ上げジャンプして空中で投げ落とす。初期から頻繁に使用された。

・ライダーきりもみシュート・・・相手を抱え上げて竜巻が起こるほどの高速きりもみ回転を加えて空中に投げ飛ばす技。あまりの高速回転に相手は空中で酸欠状態となり、そのまま地面にたたきつけられて絶命する。ライダーキックが通用しない敵に使用された。

1号はこの他にも数えきれないくらいの技を持っています。『仮面ライダー』のTVシリーズを見るときは、ライダーの必殺技に注目してみるのもいいですね!

・スーパーマシン「サイクロン」

仮面ライダー1号が乗るバイクはサイクロン号!

本郷猛がショッカー基地から脱出するのに使われて以来、仮面ライダーの良き相棒として活躍しました。何度か改良が加えられ、モデルチェンジしています。以下では各モデルごとに解説しています。

・旧サイクロン・・・『仮面ライダー』第1話から登場。最高時速400キロ、最大馬力は500馬力。初期の1号は変身ポーズではなく、このサイクロンに乗ってベルトに風を受けることで変身していた。エンジンにはプルトニウム原子炉が使用されている。遠隔操縦が可能。

・改造サイクロン・・・旧サイクロンの改良型。最高時速は400キロと変わらないが最大馬力は600馬力にアップしている。垂直の壁面走行および水中潜行が可能となり人命救助用のワイヤーロープが装備された。

・新サイクロン・・・本郷猛が立花藤兵衛らと共に設計・開発を手掛けたスーパーマシン。本郷が人間体の時は通常のオートバイの外見をしているが、本郷がライダーに変身するとそれに合わせて自動変形する。ロケットブースターを備え、最高時速は600キロ、最大馬力は700馬力となった。前方カウルの両側にウイングが装備されたことで大ジャンプからのグライド飛行が可能になった。

・ネオサイクロン・・・映画『仮面ライダー1号』で登場した究極のライダーマシン。立花藤兵衛が本郷猛のために開発していた「おやっさんの遺作」でもある。645キロの最高時速を誇る。

さすがライダー、バイクの性能もピカイチ!『仮面ライダー』ではスーパーバイクの活躍も見逃せませんね!

2020年4月現在、仮面ライダー1号が活躍する初代作品はhuliの見放題作品で視聴することができます。

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仮面ライダー1号の魅力

仮面ライダー1号の魅力は、ずばりその精神力といえるでしょう。

2016年の映画『仮面ライダー1号』では、普段は工事現場の労働者として働く本郷猛の姿が描かれます。ごく少数の仲間以外には公にその正体を明かすことはなく、仮面ライダーになることで富や権力を得ようともしていないのです。

彼は常に言っています。「人類の自由と平和は、仮面ライダーが守る」と。この仮面ライダー1号の決意が後に続くすべてのライダーたちの指針となり、受け継がれています。

改造人間にされてしまってもなお、その超人的な力を悪用することもなく、人類の平和を守るという確固たる信念をもって悪と戦い続ける強靭な精神力、それこそが初代仮面ライダーの魅力であり、彼をヒーローたらしめている所以なのです。

仮面ライダー1号の登場作品

仮面ライダー1号は日本での戦いの後、世界各地を転戦する一方で度々帰国して後輩ライダーに協力しています。そのため、登場作品は数多く、平成ライダーが主役の劇場版などでもその雄姿を拝むことができます。

ここでは、仮面ライダー1号の登場作品の中でも特におすすめなものを紹介します!

映画『仮面ライダー1号』


映画『仮面ライダー1号』は2016年に仮面ライダー生誕45周年を記念して作られた、44年ぶりに仮面ライダー1号が単独主演を果たした快作です。

おやっさんこと立花藤兵衛の孫娘、麻由に危機が迫り、緊急帰国した本郷猛は仮面ライダーゴーストたちと協力してノバショッカーの野望を打ち砕きます。

TVシリーズ同様に藤岡弘さんが本郷を演じており、年季の入った「ライダー変身!」にしびれます!

『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』


映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』では、仮面ライダー1号から鎧武までのすべてのライダーが一堂に会し、大決戦を繰り広げます。

仮面ライダー1号は昭和ライダー15人を率いて登場し、敵を欺くため平成ライダーたちに戦いを仕掛けますが、最後の「我々は皆仮面ライダーだ。これからも人類の自由を守っていこう」と鎧武と1号が握手を交わすシーンは感動モノです。

この作品でも藤岡弘さんが本郷猛として渋い「変身」を披露しています。

仮面ライダー THE FIRST


原作『仮面ライダー』をベースに現代風のアレンジを加え、恋愛ドラマ的要素などを盛り込んだ2005年の映画作品が『仮面ライダー THE FIRST』です。

黄川田将也さん演じる本郷猛が変身するバッタ怪人は「ホッパー」と呼ばれており、劇中で仮面ライダーという呼称が出てくることはありません。変身ポーズなどもなく、仮面を装着することで怪人体に変身します。

全体的に暗い雰囲気で話が進み、大人向けの作品と言えるでしょう。ただ、石ノ森章太郎の原作にある、「ダークヒーロー」としての仮面ライダーを最も忠実に描いていて、一見の価値ありです。

上記で紹介した映画は、以下の方法で無料で視聴することができます。
まだ観ていない人がいたら是非お試しください!

まとめ

今回は全ての仮面ライダーの原点にして頂点である仮面ライダー1号についてご紹介しました。

50年近く経ってもなお、高い人気を持ち、最新の映画作品にも多く出演する仮面ライダー1号と藤岡弘さん(本郷猛)昭和から令和にまたがるレジェンドですね。

平成ライダーが好きな方は是非この機会に伝説の始まりを振り返ってみてください。

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