映画『ドクター・ストレンジ』の魅力はサイケデリックな描写と音楽!

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MCUのフェーズ4が発表され早1年。
COVID-19の影響で公開が心配されるなか、全世界のMCUファンがその公開を首を長くして待っています。

今回はフェーズ4で、続編『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』の公開が予定されている『ドクター・ストレンジ』(2016年)について、普段と異なる視点から「サイケデリック」な表現に着目し、解説します。

サイケデリック、サイケデリアは、LSDなどの幻覚剤によってもたらされる心理的感覚や様々な幻覚、極彩色のぐるぐる渦巻くイメージによって特徴づけられる視覚・聴覚の感覚の形容表現である。しばしばサイケと略される。

映画『ドクターストレンジ』劇中での音楽について

MCU作品といえば丁寧に作り込まれた作品が多いことで知られています。
『ドクターストレンジ』も例外ではなく「ストーリー展開」「キャラクター描写」「アクションシーン」などの醍醐味が詰まっています。

そんな中でも、今回注目したいのが「劇中の音楽」です。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)に代表されるようにMCU作品はPOPミュージックとの親和性が実は高いんです。

『ドクター・ストレンジ』も例外ではなく、とても気の利いた選曲がなされていました。
その曲とは、イギリスのロックバンドPink Floydの「Interstellar Overdrive」(1967年)。

流れたシーンはストレンジがパーティに向けて車を走らせるシーン。
この直後、ストレンジは大怪我を負います。魔術の世界に踏み込み、ドクター・ストレンジへと変わるきっかけとなりました。

そのタイミングで流れた曲が「Interstellar Overdrive」。
Pink Floydは「サイケデリック・ロック」の代表的なバンドのとして知られいます。

『ドクター・ストレンジ』では魔術の世界への入り口となる事故シーンで「Interstellar Overdrive」が流れるというのは、とても気の利いた選曲だと感じます。

このように細かいところまで作り込まれているのは「さすがMCU作品だ!」と唸らずにはいられません。

ちなみに、ウォンのギャグシーンでのBeyonce’「Single Ladies(Put a Ring On It)」の選曲も絶妙でした。
ぜひ、次は使われる音楽にも注目して見てみてください。

劇中におけるサイケデリック描写について

『ドクター・ストレンジ』の特徴といえば「サイケデリック」描写です。

ストレンジが初めてエンシェント・ワンと出会うシーンで「サイケデリック」描写が炸裂していました!
手がたくさん生えてくるシーンや世界が高速で動く伸縮するシーンが印象的でした。

実は、これらの描写もディズニーが得意とする描写だとご存知でしたでしょうか?
ディズニー映画『ファンタジア』(1940年)でもサイケデリック描写が描かれています。
他にも『ダンボ』(1941年)などでも同様の描写がうかがえます。

『ドクター・ストレンジ』はディズニーの十八番である「サイケデリック」描写が詰まった映画でもあるのです。

まとめ

『ドクター・ストレンジ』には、サイケデリック・ロックやサイケデリックなデザインが流行した1960年代の社会情勢についてのメタファーが込められているようにも思えます。(あくまでイチ映画ファンの見解ですが)

『ドクター・ストレンジ』を再び観る際には、そちらにも注目してみてください!

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