最近は仮面ライダーブームで変身ベルトやグッズが大量に販売されるようになりました。
今でこそ、お祭り騒ぎの仮面ライダーですが、「仮面ライダークウガ」が放送された当時は仮面ライダーは過去の作品という印象が強く、風化が進んでいる作品という印象でした。
そんな状況から今の仮面ライダーブームの火付け役になったのが「仮面ライダークウガ」です。
今回は「仮面ライダークウガ」の人気の秘密を、当時リアルタイムで視聴していた私がお伝えしていこうと思います。
Contents
仮面ライダークウガのあらすじ
「仮面ライダークウガ」は冒険家の主人公、五代雄介が古代遺跡で発見された変身ベルトを身に纏い、仮面ライダーに変身。謎の古代生物グロンギと戦います。
その後、五代は平和と人々の笑顔を守るために「仮面ライダークウガ」として戦うことを選びます。
仮面ライダークウガのみどころ
現在の仮面ライダーシリーズと全く雰囲気の異なる「仮面ライダークウガ」。
以下では「仮面ライダークウガ」のみどころをご紹介します。
大人でも楽しめるリアル路線
「仮面ライダークウガ」のみどころは何と言ってもリアル路線です。
今でこそお祭り騒ぎ、コメディ満載の仮面ライダーですが当時は「本当に子供向け!?」って思うほどリアル路線で作り込まれていました。
例えばサスペンス的な要素も含んでおり、子供には理解できないような伏線が張り巡らされています。
さらに怪人の殺人も残虐なシーンが多く、番組前半は首を刎ねたり、トラックで轢き殺すなど子供向け番組とは思えないほど攻めていました。(途中で問題視され後半は表現がマイルドになりました。)
また、作中で「仮面ライダー」というキーワードは一切登場しません。
現実世界に登場した謎のヒーローという位置付けで「クウガ」と呼ばれていました。(五代雄介が自ら命名)
リアルだからこそ、面倒な事も
「仮面ライダークウガ」はフォームチェンジの際に “銃” や “剣” で戦いますが、それらの武器も何か手元にある武器を返信させる必要があります。
例えば “銃” を使いたい時は刑事さんが持っている本物の銃を借りた上で、 “銃”を変身させるのです。
このような面倒さ、もどかしさが逆にリアルで、ストーリーを面白くしてくれます。
今のライダーほどの爽快感はないかもしれませんが、純粋にストーリーを楽しみたい人にはオススメの作品です。
敵の設定
従来の仮面ライダーは悪の組織と戦うのがセオリーでしたが、「仮面ライダークウガ」では謎の生命体グロンギと戦います。
単に悪事を働く集団ではありません。
グロンギは独自の文化/言語を持ち、何か目的のために計画的に殺人を繰り返します。
この謎を呼ぶ設定もクウガの魅力の一つです。
2話ごとに成長するクウガ
「仮面ライダークウガ」は2話完結のストーリー展開で進みます。
2話ごとに新しい力や仲間を手に入れるので、見ている方も飽きないように工夫されています。
例えば、新たな敵が出現する度に、青い姿の「ドラゴンフォーム」、緑の「ペガサスフォーム」、紫の「タイタンフォーム」と成長して行きます。
後半ではそれぞれのフォームが更にパワーアップするようになります。
小学生の頃、次の変身姿がどんなのか想像する度にワクワクしていました。
CGに頼らないスタント
当時はCGの技術も発展していなかったので、今となってはそこまでやるか!?という程のスタントシーンが盛りだくさんです。
例えば本当に協会を燃やして撮影したり、廃墟の中をバイクで移動したりとCGに頼らないシーンが多くありました。
仮面ライダークウガを視聴できるサイト
現在「仮面ライダークウガ」は以下のサイトで視聴することができます。
hulu
なんと、huluなら仮面ライダークウガ
1ヶ月の無料期間中に全話視聴してしまえば、無料で視聴できるのです。
もちろん、期間内に解約すれば料金は発生しません。
仮面ライダーシリーズの網羅率が最も手厚いのもhuluの魅力です。
amazonプライムビデオ
amazonプライムビデオでは2019年10月現在、仮面ライダークウガの視聴には110円の料金が発生します。
しかし、時々見放題作品枠に入ったりするので、一度確認してみてください。
また、Amazonプライム・ビデオ