『ファルコン』MCUドラマで活躍予定のマーベルヒーローを解説

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キャプテン・アメリカの相棒であり、自由自在に空を飛び回り敵を攻撃する「ファルコン」。アベンジャーズの一員としても活躍する彼が主人公となる実写ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が、Disneyの映像配信サービス「Disney+」にて今後配信予定です。

今回はMCUでも活躍し、今後もドラマで大活躍が期待される「ファルコン」について、原作情報をメインにご紹介します。

原作コミックに学ぶ「ファルコン」

「ファルコン」ことサム・ウィルソンはニューヨークのハーレムというエリアで生まれ、両親と共に幸せな幼少期を過ごしました。ウィルソンは子供のころから鳥を愛でるようになり、鳩の訓練に熱中しハーレムで最大の鳩小屋を持っていました。

原作では、10代の頃に人種差別に遭い、更に追い打ちをかけるように相次いで両親が死亡。深い悲しみで心身ともに疲弊しきったサムは、世間を恨みロサンゼルスに移って『スナップ・ウィルソン』という名で、罪を犯すようになりました。

ある日ウィルソンがリオデジャネイロでの大暴動に向かう途中、乗っていた飛行機がクラッシュしとある島へ墜落、その島こそ世界征服を目指すレッドスカルが裏で支配していた場所であり、そこで彼はレッドウィングというハヤブサと出会い、強い絆で結ばれます。

その後、キャプテン・アメリカの宿敵であるレッドスカルは、キャプテンのスパイとしてウィルソンを使うため、『スナップ・ウィルソン』から『サム・ウィルソン』へ人格を元に戻し、彼に鳥全般、特にレッドウィングとのコミュニケーション能力を与えました。しかしキャプテンはウィルソンをレッドスカルの支配から解放することができたため、結果的にキャプテンとウィルソンは協力してレッドスカルを倒します。

そして「ファルコン」となったウィルソンは、キャプテン・アメリカの戦場でのパートナーとなりました。その後、アメリカ政府のスーパーヒーロー仲介人であるヘンリー・ピーター・ガイリッチにより、アベンジャーズメンバーの人種を広げるために、数少ない黒人スーパーヒーローとしてアベンジャーズへの参加を促され、一員となることを決めました。

なお実写映画では、ウィルソンはパラシュート部隊出身の退役軍人という設定になっています。

「ファルコン」の能力

MCUでは身体能力が高い一般人がテクノロジーの力で飛行能力を得ます。

ここでは原作でしかみられない能力も交えながら紹介していきます。

鳥とのテレパシー能力

鳥と繋がることのできるテレパシー能力を持ちます。これはレッドスカルがコズミックキューブを使いウィルソンに与えたスキルで、特にレッドウィングとの繋がりが一番強固なものです。また他の鳥たちとも繋がることができるため、鳥たちの目を通して物事を見たり、それらを操作することも可能です。

空中での高い戦闘力

原作ではブラック・パンサーがデザインした人工の羽により、飛行能力を手に入れます。またキャプテン・アメリカとの特訓のおかげで、空中での戦闘術に磨きを掛けたウィルソンは、世界最強の空中戦プレイヤーの1人です。またその実力はアイアンマンやミズマーベルなど飛行能力を備えるヒーローたちの実力を凌ぐレベルだと言われています。

有能な武道家」

キャプテン・アメリカにより柔道や空手、また他のさまざまなマーシャルアーツを学び、それらの分野において高い能力を発揮しています。そして訓練された武道の技術によって、ウィルソンは世の中で最も危険な戦士の1人だとも言われています。

実写ドラマにどのように登場するかの考察

キャプテン・アメリカシリーズでお馴染みの「ファルコン」と「ウィンター・ソルジャー」を主人公とした実写ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」。

このドラマの公式ロゴにキャプテン・アメリカの盾が描かれていることから、今回のシリーズでは第二のキャプテン・アメリカの座を巡るファルコンとウィンター・ソルジャーとの戦いがストーリーの中心となるだろうと考えられています。

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