ついにお待ちかね!Disney+にて『スター・ウォーズ ビジョンズ』の配信がスタートしました。
まさかの公開当日9話が一挙に公開されビックリ。慌てて記事を執筆しています笑
さて今回は『スター・ウォーズ ビジョンズ』の第3話「THE TWINS」の小ネタを解説!
アニメ制作会社トリガーらしく、勢いが気持ちいい作品でした。
原作のオマージュがたくさん散りばめられていたので、気づいたことを解説していきます。
Contents
第3話「THE TWINS」のあらすじ
「THE TWINS」はダークサイドの力によって生みだされた双子の暗黒卿Am(アム)とKarre(カレ)の物語。
銀河に秩序をもたらすために作られた二人はシスの復権と新たなる銀河帝国の再建のため、新帝国旗艦「ツインスター・デストロイヤー」の最終調整を進めていたが、そんな中、弟のKarre(カレ)は・・・
第3話「THE TWINS」を100倍楽しむ小ネタ
本作を手掛けた大塚雅彦監督によるとこの作品の時間軸を『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』より前に設定しているとのこと。
「予備知識がなくても理解できる内容になっている」と語っており確かにスターウォーズの設定を知らなくてもストーリーが分かるようになっていると感じました。
一方、ツッコミたくなる小ネタが多数あったので、映画設定と照らし合わせて解説していきます。
①双子(THE TWINS)
エピソード4〜6の主人公「ルーク・スカイウォーカー」と同シリーズのヒロインに相当するレイア姫こと「レイア・オーガナ」は双子という設定。
特にKarre(カレ)は「ルーク・スカイウォーカー」を意識した描写が多数あります。
一方、Am(アム)はレイア姫のようには全く描かれておらず。
カイロレンや6本のライトセイバーを操るグリーバス将軍など典型的なシスを意識しているように感じました。
②ツインスターデストロイヤー
スター・デストロイヤーはダガー型の船体を持つ惑星をも破壊する力を持つ強力な主力艦です。
実は原作には10種類以上のスター・デストロイヤーが存在しています。
ツインデストロイヤーのデザインはスター・デストロイヤーを横にくっつけた安直なデザイン。
短編アニメということもあり、シンプルで分かりやすい設定はすぐに理解できて楽しいです。
③B-2ONとR-DUO
今作に登場した2体のドロイドは皆さんお馴染みの「C3-PO」と「R2-D2」がモチーフ
「C3-PO」の文字をそれぞれ一つズラすと「B-2ON」になりますね。
「R2-D2」は映画でよく「R2」と省略して呼ばれていました。
Duoはイタリア語で二人組や2重奏など、「2」を想起させる言葉を意味します。
「B-2ON」の声優と映画版でc3poを演じた人とは違う人でした。
④Xウイング
Karre(カレ)が乗っていた機体はX wingという機体。
「ルーク・スカイウォーカー」がエピソード4で反乱軍としてスターデストロイヤーを破壊しました。
もちろんその時「R2-D2」も一緒でした。
⑤カイパークリスタル
カイパークリスタルは銀河系各地の星々に存在した稀少なクリスタルでエネルギーを収束し、フォースと共振する性質を持っています。
ライトセイバーの動力源にもなっており、最初は無色ですが使用者のフォースに応じて発光色が変わります。
今回登場したカイパークリスタルは惑星を破壊することも可能となるサイズの巨大クリスタルでした。
そして、アーマーやライトセイバーに装填することで変幻自在のライトセイバーに変化。
普通ライトセイバーは形やサイズを変えないですが、強すぎるクリスタルの力ということでしょうか・・
まとめ
スターウォーズファンを常にワクワクさせる『スター・ウォーズ』オマージュとアニメ制作トリガーならではの勢いが気持ちい作品でした。
二人が宇宙空間で生身で生存しているところに若干違和感を感じつつも、
そういえばエピソード8のレイアも宇宙空間に生身で投げ出された時、フォースを使って生還してたことを思い出しました
Am(アム)とKarre(カレ)が再び再開できることを祈るばかりです。
また、トリガーは第7話「The Elder」も手がけているため、そちらの期待も高まりますね!