S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーバルキリー ラッシングチーター レビュー

仮面ライダーゼロワンより、AIMSの技術顧問の女性ライダーがフィギュアーツで登場！
バンダイ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーバルカン ラッシングチーターのレビューです。

ベルトを除き、全身新規造形で劇中のデザイン・プロポーションが再現されています。

フィギュアーツ 仮面ライダーバルキリー ラッシングチーターのパッケージ

パッケージはフィギュアーツゼロワンシリーズ統一のホワイトがベース。左上にはオレンジ文字でA.I.M.S. SQUADのプリント。

左側面にはバルキリーの全身写真が小さく載っていますね。

背面にはアクションポーズが3種類紹介されています。

フィギュアーツ 仮面ライダーバルキリー ラッシングチーターのレビュー

全身です。右半身がオレンジ、左半身はホワイトをベースにした左右非対称のデザイン。
本体は仮面ライダーバルカンの流用ではなく、新規造形で女性ライダー特有のフォルムが再現されています。

サイドから見ると胸の膨らみや足のサイズがバルキリーに合わせて造形されている事が分かりますね。

背後から。塗装や造形の省略もなく綺麗です。

頭部のアップ。ラッシングチーターの名の通り、チーターをモチーフとしたネコ科をイメージさせるデザイン。
シャープで短い耳がカッコよくもあり可愛くもある絶妙なデザイン。複眼はイエローのクリアパーツで造形。

横から見るとシャープさが少し目立ちます。後頭部のラインはバルカンは2本でしたが、バルキリーはの4本のラインになっていますね。

胸周りは胸の膨らみや丸みを帯びた肩まわりが特徴的。

ショットライザー本体はフィギュアーツ 仮面ライダーバルカン シューティングウルフに付属のものと共通です。体が小柄になった分少し大きめに見えるので構えた時に迫力が増しますね。

右半身のオレンジは少しマットな質感。右肩のアーマーが少し大き目に見えます。

左に比べて右太腿のアーマーは大型なデザイン。後述しますが可動の妨げにならない様な構造になっています。

足裏にはバルカン同様、肉球をイメージしたモールドが造形されています。

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーバルカン シューティングウルフと比較。
並べてみると肩幅や太腿まわりの造形が違っているのが分かりますね。

フィギュアーツ 仮面ライダーバルキリー ラッシングチーターの付属品一覧

手首は上から表情付き、武器用持ち手1、2、握り手の4種類が付属。

ラッシングチーターとショットライザーのアップです。造形は仮面ライダーバルカンと同一。
やはりプログライズキーの印刷が省略されているのは寂しいです。

フィギュアーツ 仮面ライダーバルキリー ラッシングチーターの可動範囲

前屈はほぼ90度、後屈は90度可能。ショットライザーをベルトに装着していると干渉するので前屈の範囲は狭まります。

肩関節の構造は左右で異なっており、右肩は90度以上可動しますが、左肩は80度ほどしか上がりません。
付け根は引き出し式のため、前後には結構動きます。

股関節を大きく開く事ができますが、足首の設置性がイマイチ＆足が小さいため自立は結構気を使わなければなりません。
右足太腿のアーマーは一部分割されており作動の妨げにならない造りに。

フィギュアーツ 仮面ライダーバルキリー ラッシングチーターのアクション

最後にアクションポーズ。
プログライズキーをオーソライズ、ショットライザーのトリガーを引いて変身！

パンチ。

ハイキック。足が小さいですが、バランスを取れば片足立ちは可能でした。

ダッシュ。バルキリー ラッシングチーターは高速に移動して戦うシーンが印象的でしたね。

ショットライザーを構えてダッシュ＆ジャンプ。

必殺技のラッシングブラスト。

フィニッシュ。腰を低く落とし膝をついたポーズが似合います。

ショットライザーを装備。バルカンの時は小さく見えたショットライザーですが、バルキリーに装備させるとちょうど良い大きさです。

銃撃。

獲物を狙うチーターのポーズ。

背後から見ると腰から尻にかけての曲線的なフォルムが。
こう見ると腰と股関節パーツのスーツ質感の再現度が芸術レベルです。

武器用持ち手は人差し指をトリガーに入れた状態の物もあります。
バルカンには指を入れていないものしか付属していなかったのでこれは嬉しい。

バルカンと並べてA.I.M.S.の初期メンツを再現。

バルカン側から。どちらもネコ科の動物がモチーフであり、統一感のあるデザインが良いですね。

ショットライザーでマギアと戦闘。
バルカンもバルキリーもカッコよさと可愛さを兼ね備えた絶妙なデザインです。

別角度から。

なんとなくやってみたニャンニャンポーズ。可愛い。
日本に20人くらいはバルキリーでケモナーに目覚める少年がいそう。

まとめ

最後にゼロワン初期の善玉ライダー達で〆。

バンダイ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーバルカン ラッシングチーターのレビューでした。

バルカンと同型の仮面ライダーですが、ベルト以外のパーツ流用はなく全身が新規造形であり、高い劇中再現度でした。肩幅、胸、腰回り、足のシルエットなど全体的に丸みを帯びたスタイルの造形は完璧でした。

右肩に比べて左肩の可動範囲が少し狭いことや、足の設置性がイマイチな点はポーズを取らせる際には少し気を使いました。付属品のシンプルさは物足りないですが、元々ショットライザーしか武装を持たないライダーなので仕方ないですね。

少し遅れてのレビューとなりましたが、そうこうしてるうちにゼロワンも最終回を迎えますね。
初期ライダーが5人いたことも原因なのか、全員揃ったのが最終話の直前になってしまいましたが、失速せずに各ライダーの他フォームもフィギュアーツで発売して頂きたいですね。まだ発売が発表されていない中では特にバルキリー ライトニングホーネットがお気に入りなので是非フォローしてほしい…！