MCU版『ファンタスティック・フォー』を解説! 過去作品との違いは?

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先日、マーベルスタジオよりMCU版『ファンタスティック・フォー』の制作が正式に発表されました。

『ファンタスティック・フォー』は過去に何度も映画化されており、「リブート作品が作られるのね」程度に思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、今回のニュースのインパクトは少し訳が違います!

2019年にディズニーが21世期フォックスを買収したことで、ファンタスティック・フォーはアベンジャーズと共演できるようになったのです!
つまり、今作は映画『アベンジャーズ』の世界線に登場するヒーローとして登場することになります。

アベンジャーズヒーロー達とファンタスティック・フォーが共演するなんて考えただけでアツい展開が予想されますね!

ファンタスティック・フォーとは?

『ファンタスティック・フォー』は1961年にマーベル刊行されたコミックが原作。
アメコミ史上初スーパーヒーローチームで、過去に何度も実写映画が制作されました。

天才科学者の「リード・リチャーズ」と3人のメンバーが宇宙飛行中に謎の光線を浴びたことで、特殊能力に目覚めました。
超人能力に目覚めた4人は能力を地球のために役立てるため、『ファンタスティック・フォー』としてヒーローチームを結成します。

歴史が古く、様々ヒーローと共演

『ファンタスティック・フォー』はマーベルコミックの中でも相当な古株で、約60年にわたって様々なヒーローと共演してきました。

例えば、アイアンマンこと「トニー・スターク」やハルクこと「ブルース・バナー」とリーダーの「リード・リチャーズ」が同級生という設定の作品も存在します。
また、ブラックパンサーやスパイダーマンなど、多くのヒーローとも何度も共演しています。

全ての設定がMCUに反映されることはありませんが、原作設定のいくつかはMCU版に反映されること間違いないでしょう。

ヴィラン(敵)は宇宙人

MCUのフェーズ1〜3では地球を舞台にした戦いが多く繰り広げられてきました。
一方、『ファンタスティック・フォー』は宇宙からの驚異から地球を護ります。

アベンジャーズはSHIELD(シールド)という地球を守るための機密組織と行動を共にしましたが、MCUフェーズ4以降では宇宙の驚異と戦うSWORD(ソード)という組織が登場します。

今後のMCUの展開的にも合っていますし、MCUのメンバーと宇宙の驚異を前に共闘することが予想されますね!

ファンタスティック・フォーのメンバー

以下ではマーベルコミックの原作情報や過去映画作品から『ファンタスティック・フォー』のメンバー4人について解説します。

リード・リチャーズ(Mr.ファンタスティック)

MARVEL「https://www.marvel.com/characters/mister-fantastic/in-comics」より引用

チームのリーダーで天才的な科学者。
宇宙空間で光線を浴びて身体をゴムのように自在に伸び縮みさせる能力を得た。

冷静沈着で理性的な性格で「トニー・スターク」や「ブルース・バナー」に匹敵する頭脳を持っている

スーザン・ストーム(インヴィジブル・ウーマン)

MARVEL「https://www.marvel.com/characters/invisible-woman/in-comics」より引用

リードリチャーズの恋人でジョニーの姉。
能力は透明化と透明バリア。透明なバリアは応用すれば空中歩行なども可能になります。

チームのサブリーダーで、能力を生かして補助的な役割を担うことが多いです。

ジョニー・ストーム(ヒューマン・トーチ)

MARVEL「https://www.marvel.com/characters/human-torch-johnny-storm」より引用

スーザンの弟で能力は全身を炎と化すことで、文字通りヒューマン・トーチな見た目になります。
能力を応用することで、空を飛んだり、両手からファイア・ブラストを放つことが可能。

過去映画作品でヒューマン・トーチを演じた俳優はクリス・エヴァンス(MCU版キャプテンアメリカ )です。
MCU版では誰が演じるか分かりませんが、MCUファンは過去作品を観ていたら楽しめるオマージュシーンがありそうですね。

ベンジャミン・ジェイコブグリム(ザ・シング)

MARVEL「https://www.marvel.com/characters/thing-benjamin-grimm」より引用

「ベン」の愛称で親しまれる全身ゴツゴツの大男。
色の岩のような身体で頑丈さと怪力の持ち主。不器用だが心優しい性格。

他のメンバーと異なり、常に超人状態。
そのため、自分の見た目にコンプレックスを感じることもしばしば。

MCU版ではハルクと共闘するなんて展開があればアツイのでは・・・

ファンタスティック・フォーの敵(ヴィラン)

『ファンタスティック・フォー』原作にはMCUに未登場の超有名ヴィランが多数登場します。

以下ではマーベル原作コミックで『ファンタスティック・フォー』が対峙したヴィランの中から有名なキャラクターをご紹介します。

ドクタードゥーム

MARVEL「https://www.marvel.com/characters/doctor-doom-victor-von-doom/in-comics/profile」より引用

マーベルコミックキャラの中でもかなりの人気を誇るキャラクターです。
リードリチャーズの同級生で、彼との因縁は相当なもの。

詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

ギャラクタス

MARVEL「https://www.marvel.com/characters/galactus/in-comics」より引用

マーベルコミック史上最強と言われるチートキャラ。
何百億年も宇宙を彷徨し、惑星を捕食する。飢餓状態でなければ、能力は無限大。

そもそも善悪を超越した存在なので、ヴィランと呼ぶには相応しくないかもしれないが、ファンタスティックフォーの原作コミックにおいてはギャラクタスとの戦いが多く描かれていた。

詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

征服者カーン

MARVEL「https://www.marvel.com/characters/kang」より引用

本名「ナサニエル・リチャーズ」でなんと、ファンタスティックフォーのリーダーである「リード・リチャーズ」の子孫。

30世紀の未来に生まれた人物で、時間と平行世界(マルチバース)を行き来する犯罪者。
ドクタードゥームが開発したタイムマシンで様々な時間軸の世界に登場し、悪事を働いている。

彼のタイムトラベルにより、様々な並行世界が生まれ、異なる世界の同一キャラがアメコミにも登場するようになった。

まとめ

今回はMCUフェーズ5以降での登場が予想される『ファンタスティック・フォー』について解説しました。

『ファンタスティック・フォー』は歴史がながく、多くのマーベルヒーローやヴィランと共演しており、様々な設定を持っています。

MCUにおいてどこまで原作設定が生かされるかは分かりませんが、アベンジャーズとの関係性や、ドクタードゥームとの戦いがどのように繰り広げられるか気になりますね!

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