MCU フェーズ3のラスボスがリメイクされFB版で登場です。
バンダイスピリッツ S.H.フィギュアーツ サノス -《FINAL BATTLE》EDITION- (FB版)のレビューです。
■作品名:アベンジャーズ エンドゲーム
■発売日:2020年12月22日発送
■価格:¥15,400(税込み)
■個人的評価
劇中再現度 :★★★★★
可動範囲 :★★★★☆
プレイバリュー:★★★★☆
コスパ :★★★☆☆
Contents
フィギュアーツ サノス FB版のパッケージ
パッケージは過去のFB版と同様、紫のベースカラーに金の箔押しで文字が刻まれています。
向かって右の側面には素立ちの姿。
左側の側面には過去のFB版フィギュアーツ同様繋がるデザインになっている模様。サノスはソーのFB版と繋がるようですね。
背面は付属品とアクションポーズの紹介。
大きな土管が目を引きます。
フィギュアーツ サノス FB版のレビュー
旧エンドゲーム版のサノスからバランスが見直され、より劇中に近いマッシブな体型にリメイクされました。
そもそも旧版の出来がイマイチでしたが、、、
金の色味は落ち着いた色に変更、全体的に汚しやダメージ造形&塗装が追加されています。
腹部とスネ以外はおそらく新規造形ですね。後述しますが、関節構造も見直され大幅に改善されています。
頭部は旧版同様特徴をよく捉えた完成度の高い仕上がり。
兜だけを取り外す事は出来ませんが、後述の兜を取り外した頭部が付属。
胸から肩にかけての走行には細かなヒビが造形され、汚し塗装と墨入れが施されています。
前垂れは軟質パーツで、旧版から形状が大きく変更されたことで可動範囲が向上しました。
旧版では一体造形だった肩アーマーと二の腕のアーマーは別パーツになり取り外し可能に。
肌にも装甲部分同様汚し塗装がなされています。
脚部のアーマーにも胴体同様細かなヒビの造形があり、汚し塗装と墨入れがされています。
足裏はブーツのような造形。
フィギュアーツ サノス FB版の付属品一覧
交換用手首は平手と武器用持ち手が左右分付属。また、兜をとった状態の交換用頭部が2種付属。
旧版から大幅にブラッシュアップされ新規造形。各部に汚し塗装や墨入れが施され、劇中に近い質感に。
ナノガントレットを装備した状態の腕パーツが付属。手首パーツはインフィニティストーンがある状態のものとない状態のものを交換する事ができます。インフィニティストーンが無い状態の手首は指パッチンの形状。
ラストバトルでアベンジャーズを待っているシーンを再現するための台座が付属。
座るための土管と剣を立てるためのスタンドの2種が付属。
台座に座らせてみた状態。兜は固定出来ないため乗せているだけです。
サノスの肩と二の腕に装備しているアーマーは取り外しが可能で、バトル終盤のアーマーが外れた状態の再現が出来ます。
しかしポロリがかなり深刻で少し動かしただけで取れてしまうのでかなりストレスです。
交換用頭部のアップ。食いしばり顔と微笑み顔の2種です。
フィギュアーツ サノス FB版の可動範囲
前屈は苦手で少し前に倒れる程度。後屈は斜め45度上を見上げる程度です。
腰、首は左右に90度ずつ可動します。
肩はアーマーが干渉しますが、取り外せば90度ちょい上まで上がります。胴体アーマーにつながってる肩アーマーは球体関節でかなり自由に可動するため可動の妨げにはなりません。肩の付け根は少し引き出す事が出来るため、逆の胸あたりまで拳を持ってくる事が可能。
股関節は真骨彫 響鬼のような構造でかなり大きく動かす事が可能。
フィギュアーツ サノス FB版のアクション
最後にアクションポーズ。
腰掛けてアベンジャーズを待つサノス。
兜を装備。
兜をかぶって臨戦態勢。剣を持つ手は柄に対して少し余裕があるためポーズによっては角度が付けづらい事も。
パンチ。元々マッシブなので力強いシルエットです。
股関節が改善されたため足を大きく上げたキックも難なく。足が大きいので安定性は高め。
剣を装備。
サノス軍を率いてアベンジャーズと対峙。
顔に陰影をつけると顔にかなり迫力が出ますね。
平手を使うと両手持ちっぽく構えることも。
アベンジャーズからナノガントレットを奪い取って装備。
ストーンを手に入れてご満悦の表情。
トニーがストーンを奪いに。
トニーを振り払って指パッチン。私は絶対なのだ。
しかしインフィニティストーンはトニーの手に。
まとめ
バンダイスピリッツ S.H.フィギュアーツ サノス -《FINAL BATTLE》EDITION- (FB版)のレビューでした。
旧版のサノスは劇中とは全く違う姿での立体化となっていた所を、FINAL BATTLE版という形で劇中準拠の姿で発売してくれたのは嬉しかったです。また、単純なリデコではなくほぼ新規造形で関節構造も改善されるなど高い完成度でした。付属品も多く、ほとんどの劇中再現が可能になっていました。
一方、腕アーマーのポロリが深刻であったり、交換用頭部パーツが限られており、兜有り食いしばりや兜無し通常顔が無いのは残念でした。通常のフィギュアーツと比べかなり高額なので、この点は少し残念でした。