S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー響鬼 紅 レビュー

ヒビキが鍛え抜いて身体が真紅に変化した姿が真骨彫で登場!
バンダイ S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー響鬼 紅のレビューです。

私は真骨彫の通常フォームの仮面ライダー 響鬼を持っていないので、今回の紅で初めて触れた感想をこの記事では記載しています。

基本情報
■メーカー:バンダイ(プレミアムバンダイ限定)
■作品名:仮面ライダー響鬼(ヒビキ)
■発売日:2020年7月24日発送
■価格:¥7,150(税込み)
■個人的評価
劇中再現度  :★★★★☆
可動範囲   :★★★★☆
プレイバリュー:★★★★☆

フィギュアーツ 真骨彫 仮面ライダー響鬼 紅のパッケージ

まずはパッケージから。いつもの真骨彫デザインで、響鬼 紅のバストアップが印刷されています。

側面には「MASKED RIDER HIBIKI KURENAI」の文字。
平成前期のライダーは「KAMEN RIDER」ではなく「MASKED RIDER」表記で統一されていますね。

背面はいつも通り付属品とアクションポーズの紹介。

フィギュアーツ 真骨彫 仮面ライダー響鬼 紅のレビュー

全身のスタイルです。本体は真骨彫シリーズ第二弾の仮面ライダー響鬼のリカラーですね。
全身の装甲は綺麗なメタリックレッドで塗装され、関節などは一部形成色。

独特な曲線の多いデザインを劇中通りに再現しています。

劇中の体型より、腰回りや四肢が少し細い印象を受けます。
真骨彫第二弾なので技術的にも発展途上だったのでしょうか。

頭部のアップ。響鬼は曲線の多い独特なデザインの頭部ですが、全く違和感なく再現されています。
響鬼の通常フォームのマスクは全体がマジョーラカラーのグラデーション塗装で統一されていましたが、紅は目の部分で分割され、黒とシルバーに分かれている点が特徴。かなりヒロイックな見た目になりましたね。

別角度から。かなり首が太くしっかりしています。
額にある鬼の顔から伸びる角の曲線的なラインも綺麗に再現されていますね。
鬼の顔は墨入れ塗装が施され立体的に見える様に。

通常フォームはベースのパープルカラーに腕の赤い装甲がアクセントになっていましたが、響鬼 紅は赤で統一されたカラーリング。腕やブレスレットのシルバーラインははみ出しなく綺麗に塗装されています。

胴体のアップ。頭部同様、曲線的で特徴的な胸の装甲パーツも違和感なく再現。かなりシャープな造形なので怪我には注意です。装甲パーツのおかげもあってかなり胸板が厚くマッシブな印象。

腰回りのアップ。ベルトの正面には音撃鼓 火炎鼓を装備。小さいながらも安定の真骨彫クオリティで綺麗な塗装です。
サイドや背面のパーツを差し替えて装備を携帯した状態を再現できます。(後述)
まわし部分の茶色いパーツは墨入れと汚し塗装で本物の革っぽさを再現。

火炎鼓は取り外し可能ですが単体のギミックは無し。火炎鼓を外すと腰には響鬼のライダーズクレストが造形されています。

最後は脚部。こちらも全体的に綺麗なメタリックレッドの塗装。
ブレスレット同様アンクレットのシルバーははみ出しなく綺麗な塗装です。

フィギュアーツ 真骨彫 仮面ライダー響鬼 紅の付属品一覧

続いては付属品の紹介です。交換用手首は平手、決めポーズ(シュッ)様、武器用持ち手、ディスクアニマル用持ち手、鬼爪を展開した状態のものが付属。
鬼爪は今回から追加された新たなパーツですね。爪部分は軟質パーツになっていて破損しにくい配慮がされています。

その他の付属品一覧。音撃棒 烈火、変身音叉 音角、ディスクアニマルがそれぞれ使用時、携帯時の2通りが付属。
また、烈火用のエフェクトパーツも付属しています。ディスクアニマルはアカネタカ、ルリオオカミ、リョクオオザルの3種が付属。どの付属品も小さいながら塗装の省略なく精密な仕上がりです。

音撃棒 烈火は小さいながら、阿・吽の区別があります。写真左が阿、右が吽。
吽が右手用なので写真では逆に持たせてしまっています。

エフェクトパーツは先端を差し替えて使用します。

各携帯状態の装備はヒビキ本体のベルトパーツに差し替えで装備出来ます。
ベルトから取り外したパーツはかなりい小さいので紛失には注意が必要です。

フル装備状態で。腰回りにボリュームが増してカッコいい。

フィギュアーツ 真骨彫 仮面ライダー響鬼 紅の可動範囲

前屈、後屈は真下・真上を見れるくらいには可動しますが、腰が劇的に可動する訳ではありません。

腰、頭部共に360度回転します。グリグリ動く。

肩は上部に90度以上可動します。
また、二の腕と腕にそれぞれロール可動軸があり、柔軟に角度をつけることが出来ます。

股関節も柔軟で設置性もいいのでかなり深くまで腰を下げることが可能。

真骨彫 響鬼は股関節が特徴的で、骨盤の位置にあるパーツが股関節の可動に合わせて回転する構造になっています。
そのため、股関節可動には実質妨げがなく、非常に柔軟に可動します。

写真の様に足を大きく上下に広げるなんて事も出来ちゃいます。

フィギュアーツ 真骨彫 仮面ライダー響鬼 紅のアクション

最後にアクションポーズです。変身音叉 音角を額にあてて変身。

ハァッ!!っと纏った炎を吹き飛ばし変身完了。

まずはシュッっと挨拶。

パンチ。顎を引いて正面から見るとかなり凶悪な顔になってカッコいい。

ハイキック。片足立ちも問題なかったです。

ディスクアニマルを投げるところ。
起動して変形した後のディスクアニマルがないとイマイチ迫力には欠けますね。

鬼爪を展開。ウルヴァリンぽいポーズで撮ってみました。笑

他の手首パーツと材質が違うのか、鬼爪の手首だけは奥まで差し込むのが困難でした。

切り上げ。殺る気満々な装備が似合ってます。

ダッシュ。こんな凶悪な奴に追いかけられたらちびる。

腰に手をかけ、、、

音撃棒 烈火を装備。持ち手のリングを人差し指に通して装備させます。

叩かれてる時の火炎鼓視点で。

音撃棒を構えるだけでは少し迫力が足りないので、火炎鼓が巨大化したエフェクトパーツがあれば嬉しかった。

炎のエフェクトパーツを装備。

必殺技の音撃打 灼熱真紅の型!

エフェクトパーツはそれぞれ違う形になっているので、ポーズに合わせてうまく使い分けましょう。

エフェクトがあると動きが表現出来て一気に躍動感が増します。

叩きつけフィニッシュ。

まとめ

バンダイ S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダー響鬼 紅のレビューでした。

全身のメタリックレッドが綺麗で、各武装パーツも小さいながら非常に精密な造形と塗装でした。私自身通常版の響鬼を持っていないので響鬼の素体には初めて触れましたが、股関節の処理には驚きました。音撃棒 烈火のエフェクトパーツは使用すると飾る際に迫力が出るので付属しているのはかなり嬉しいです。

最近の真骨彫はかなり太くマッシブな体型のものが多いですが、響鬼は劇中に比べて少し細身な印象を受けました。個人的な好みかもしれませんが、太ももや腰回りがもっとしっかりしている方が鍛え抜いた響鬼感がありますね。まぁ響鬼は真骨彫第二弾と初期段階なのである程度は仕方が無いですね。まぁと言っても全体的に再現度が非常に高いので、少し細身でも問題無くかっこいいです。笑

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