8月24日、ついにスパイダーマン ノーウェイホームの予告が公開されましたね。
この第一弾予告には、グリーンゴブリンのボムやドクターオクトパスなどが登場しており、過去のスパイダーマン映画に登場したヴィラン達がノーウェイホーム本編で登場することが判明しました!
本記事では、これまでのスパイダーマン映画を全て見ていない方向けに、それぞれの映画で登場したヴィラン達をご紹介します。
サム・ライミ監督版 スパイダーマンシリーズに登場したヴィラン
21世紀に公開された『スパイダーマン』は全部で3シリーズ。
以下では2002年に公開されたサムライミ監督版の『スパイダーマン』に登場するヴィランをまとめます。
スパイダーマンに登場「グリーンゴブリン」
グリーンゴブリンはその名の通り緑色のゴブリンのようなコスチュームに身を包んでおり、猟奇的な笑い声が特徴的です。コウモリ型のグライダーに乗って空中飛行しながら、小さいカボチャの形をしたボムやコウモリ型の手裏剣などで戦います。
グリーンゴブリンの正体は、ウィレム・デフォー演じる、巨大軍需企業「オズコープ」社長のノーマン・オズボーン。ノーマンはピーターの親友ハリー・オズボーンの父でもあります。
ノーマンは自らが開発した肉体と知力を強化する血清の実験事故により血清を浴びてしまい、その副作用で精神が蝕まれ、グリーンゴブリンとなってしまいます。
スパイダーマン2に登場「ドクター・オクトパス」(ドクオック)
ドクターオクトパスは背中に機械の触手を4本装備しており、オクトパス(タコ)の名前の通り、自分の手足と機械手を合わせて8本の手足を持っています。
正体は物理学の天才、オットー・オクタヴィアス博士です。劇中では核融合による新エネルギー実験失敗により、機械手の制御装置が破損し、自我を持つ機械手に精神が影響されヴィランとなりました。
スパイダーマン3に登場「ヴェノム」
ヴェノムは単独映画にもなっており、ご存知の方は多いですね。ヴェノムの本体は地球外生命体「シンビオート」です。
シンビオートは最初、ピーター・パーカーを包み込みブラック・スパイダーマンへと変化します。
徐々に精神が蝕まれていくパーカーは恐怖を感じブラックスーツを無理矢理脱ぎますが、シンビオートはたまたま近くにいたカメラマンの青年に乗り移り、ヴェノムが誕生しました。
スパイダーマン3に登場「サンドマン」
サンドマンは名前の通り、体を自在に砂に変化させることの出来るヴィランです。弱点が水であることに気づいたスパイダーマンにより一度倒されてしまいます。
サンドマンの正体はパーカーのおじであるベンを射殺した罪で服役していたマルコ。脱獄し、警察から逃げ回っている間に分子分解施設に迷い込んでしまい、サンドマンとなります。
「スパイダーマン ファーフロムホーム」では、ミステリオが見せていたホログラムの怪物「エレメンタルズ」の一人に似たような怪物が登場していました。
スパイダーマン3に登場「ニューゴブリン」
パーカーの親友ハリーが、スパイダーマンに父を殺されたと思い込み復讐心からグリーンゴブリンの後を継いだヴィランです。
ハリーはスパイダーマンに復讐するため戦いを挑みますが敗れて記憶喪失に。記憶が戻った後、ピーター(スパイダーマン)を許し共闘していました。
アメイジング・スパイダーマンシリーズに登場したヴィラン
マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演となる『アメイジング・スパイダーマン』は全部で2作品が公開されました。
以下では2012年公開の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに登場したヴィランを紹介します。
アメイジング・スパイダーマンに登場「リザード」
リザードはトカゲの遺伝子で人体がトカゲの怪物に変化したヴィランです。
トカゲの尻尾の再生遺伝子を人体の欠損再生に応用する研究をしていたコナーズ博士がリザードの正体です。自らの欠損している左腕で実験しますが、全身が変化してリザードとなりました。最終的にスパイダーマンが散布したワクチン血清により元の体に戻ってしまいます。
コナーズ博士はサム・ライミ版の2と3に登場しており、リザード化の伏線が貼られていましたが、シリーズが3で終了となったため登場することはありませんでした。
アメイジング・スパイダーマン2に登場「エレクトロ」
オズコープで働く電気技師のマックスが電気ウナギの水槽に落下する事故に遭い、電気を自在に操るヴィラン「エレクトロ」となってしまいます。
事故に遭う前はスパイダーマンのファンでしたが、ヴィランとなったマックスにスパイダーマンが対峙したことで、スパイダーマンに憎しみを抱くことになりました。
アメイジング・スパイダーマン2に登場「ライノ」
アメイジング・スパイダーマン2の冒頭でプルトニウムを積んだトラックをジャックしていた犯罪者「アレクセイ」。彼は映画終盤でサイモチーフの装甲を身に纏い「ライノ」と名乗り街を破壊していました。
ライノは猪突猛進の怪力ヴィランで、劇中では両腕にマシンガンを装備しています。火力は高いですが、知力とスピードには難ありといった筋肉バカキャラのイメージですね。
アメイジング・スパイダーマン2に登場 新「グリーンゴブリン」
アメイジング・スパイダーマン2にもグリーンゴブリンが登場しました。
サム・ライミ版のニューゴブリン同様、ハリーがヴィランとなった姿です。父のノーマン・オズボーンからグリーンゴブリン化する病を遺伝で引き継いでおり、治す手がかりとなるピーターの父の研究を求めていました。
サム・ライミ版グリーンゴブリン同様、カボチャ型のボムなどを装備しています。
MCU版スパイダーマンに登場したヴィラン
MCU版のスパイダーマンはソニー・ピクチャーズの映画作品でありながら、マーベルスタジオの映画作品にも出張で登場します。
そこには大人の事情もありましたが、ファンが喜ぶ形でスパイダーマンが多くの作品に登場できるようになりました。
ノーウェイホームで登場する可能性は低いですが、以下では、ソニー・ピクチャーズのスパイダーマン作品に登場するヴィランを紹介します。
ホームカミングに登場したヴィラン「ヴァルチャー」
ヴァルチャーはエイドリアン・ドゥームスが巨大なウィングを装備した姿です。チタウリの技術を応用した武器を装備しています。
エイドリアン・ドゥームスは作業会社の社長であり、アベンジャーズのニューヨーク決戦後、ニューヨークからチタウリの廃棄物処理作業を請け負っていましたが、スタークが政府と共同で設立したダメージコントロールに職を奪われてしまいます。
回収したチタウリのスクラップを応用して開発し兵器でビジネスをしていたところ、スパイダーマンに勘付かれ対峙する事になります。
ファーフロムホームに登場したヴィラン「ミステリオ」
ミステリオはドローンとホログラフィックを自在に扱うヴィランとしてファーフロムホームに登場しました。
正体はクエンティン・ベックで、彼は自らが開発したホログラフィック技術をスタークにバカにされ、恨みを抱いていました。スタークを恨む人々と協力し、ミステリオの設定を作り上げ、ホログラフィック技術でミステリオが実在するヒーローであると信じ込ませました。