Disney+アニメ、「ホワット・イフ…?」(WHAT IF…?)の第3話が配信されました。
前回の第2話ではブラックパンサーのティ・チャラとラヴェジャーズ達にフォーカスが当たった宇宙規模の”もしも”の世界が描かれていました。
今回の第3話ではアベンジャーズ計画を始動したニックフューリーを軸にストーリーが展開されます。
ここから下は本編ネタバレを含むので注意です。
Contents
「ホワット・イフ…?」第3話の設定
Disney+アニメ、「ホワット・イフ…?」第3話の”もしも”は、「もし世界がアベンジャーズの最強ヒーロー達を失ったら」です。
シールドのニック・フューリー長官がアベンジャーズ計画始動のため、トニー・スターク(アイアンマン)、マイティ・ソー、ブルース・バナー博士(ハルク)をスカウトしに行きますが、何者かの手によって彼らが殺害されてしまいます。
最強ヒーロー達を失った地球は何が起こるのか、誰がヒーロー達を殺害したのか、フューリー長官はどのようにアベンジャーズ計画を遂行するのかが描かれます。
トニー・スタークのスカウトに向かうが…
MCU映画「アイアンマン2」と同様、フューリーはナターシャ(ブラック・ウィドウ)とともにトニー・スターク(アイアンマン)をスカウトしに行きますが、ナターシャが薬を投与した瞬間にトニーは倒れてしまいました。
映画アイアンマンからアベンジャーズ エンドゲームでトニーが死ぬまで10年間ありましたが、ホワット・イフ第3話では冒頭数分でトニーが死んでしまうのは衝撃的でした…
ホーク・アイがソーを誤射
映画「マイティ・ソー」にもあった、ムジョルニアを調査しているシールド基地にソーが現れるシーン。
バートン(ホークアイ)が弓矢を構えていましたが、なんと誤射でソーの左胸を打ち抜いてしまいます。
神様であるソーがホークアイの弓矢1本で倒れたのには驚きです。(実はホークアイ最強か?)
自分が誤射する訳がないと主張するバートンでしたが、シールド基地で拘束されているうちに彼もまた何者かによって殺害されてしまいます。
トニー・スターク殺害の容疑でブラックウィドウが拘束
スターク殺害の容疑をかけられ、シールドの武装集団に護送される事になったナターシャ。シールドの中に裏切り者が潜んでいると考えたフューリーの指令で、護送車から抜け出しスターク殺害の原因となった注射器の調査に向かいます。
シールドの武装集団のリーダーは映画「キャプテン・アメリカ2 ウィンターソルジャー」でヒドラ幹部だったことが判明したあのラムロウ。この辺りで犯人はヒドラか?と思った方は多そうですね。笑
細胞生物学の専門家ロス博士の元に向かい、そこでブルース・バナー博士(ハルク)に遭遇したナターシャは3人でシールドから身を隠す事に。
しかし、ロス長官率いる軍隊に包囲され戦闘に発展。ハルク化したバナーは体が肥大化して爆発するという衝撃的な死を迎えました。
渡り廊下から着地するナターシャはちゃっかりあのポーズ(スーパーヒーロー着地)をしていましたね。
映画「ブラック・ウィドウ」でエレーナにイジられていたシーンを思い出します。笑
その後、犯人の調査を続けるナターシャまでもが何者かによって殺害されてしまいます。
コールソンのキャプテン・アメリカへの愛
犯人を調査するナターシャは、アベンジャーズ計画に関するデータのアクセスのためエージェントコールソンにパスワードを聞いてみることに。
するとパスワードはなんと「#スティーブスティーブスティーブ愛スティーブ0704」というキャップ愛が溢れすぎたもの。
映画「アベンジャーズ」ではヴィンテージ物のキャプテン・アメリカトーレーディングカードを集めている事を明かしていましたが、パスワードにも大きなキャップ愛が溢れていたんですね。笑
兄の死を知り地球に攻めてくるロキ
兄であるソーの死を知ったロキは大勢の軍隊と共にアスガルドから攻め込んできました。軍の中にはマイティ・ソーにも登場したデストロイヤーがいましたね。
この頃のロキはまだ悪いヤツなので、兄の敵討ちにかこつけて地球を支配したいだけだろ、と思いましたね。笑
翌朝明朝までにソーの仇を連れて来なければ戦争を始めるというロキ。フューリーはポケベルでキャプテンマーベルに助けを求めるか悩んでいましたが、ナターシャが残した留守電メッセージで犯人に気付き、戦いに向かいます。
あのポケベルは映画「キャプテン・マーベル」に登場した、宇宙を超えて地球の危機をキャロル・ダンヴァース(キャプテンマーベル)に知らせる通信装置です。
犯人はフューリーを恨んだあの人!?
なんと犯人はハンク・ピム。ハンクは物体の大きさを自在に変化させる技術を研究しており、MCUの世界では先代アントマンとして活動していました。
今回の第3話では、映画アントマンのヴィラン「イエロージャケット」に似たスーツを身に纏い、小さくなった身体でアベンジャーズ計画の候補者達を次々と殺害していたのでした。
動機はシールドエージェントだったハンクの娘「ホープ」が殉職した事。長官であるフューリーを逆恨みしていました。
映画アントマンではハンクがハワード・スターク達と喧嘩別れしたためホープもシールドと関わりはありませんでしたが、第3話の”もしも”の世界ではホープは優秀なシールドエージェントだったんですね。
ロキと協力しハンクを倒しますが、今度はロキが地球を支配すると言い出す始末。(逆にロキらしくて安心です)
新たなアベンジャーズ計画
スカウト予定だったヒーロー達を失ったフューリーですが、宇宙からキャプテン・マーベルを呼び、氷漬けになっているスティーブの元に向かい共に新たなアベンジャーズ計画を始動させるのでした。
キャプテン・マーベルは強大な力を持つインフィニティ・ストーンの1つ四次元キューブ(テッセラクト)の力を体に宿しており、MCUでは最強クラスの強さです。
また、元々のアベンジャーズ計画候補者であったスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)は、この事件が起きていた間、幸い氷漬けになっていたままだったので命を落としていませんでした。
リーダーのスティーブと最強クラスのパワーを持つキャプテン・マーベルが揃えばロキを倒すことも出来るでしょう。