Disney+ (ディズニープラス)、MCU初のアニメシリーズ「ホワット・イフ…?(原題:WHAT IF…?)」が2021年8月11日から配信予定です。
予告編動画が解禁され、「ホワット・イフ…?」の第6話にて彼が大活躍することが明らかになりました。
MCU映画では人気の高いヴィランでしたが、本作品では主人公のように活躍することが予告編から伺えます。
MCUのキャラクター達がパラレルワールドで本編と運命を辿る物語となっているようです。
今回は「ホワット・イフ…?(原題:WHAT IF…?)」の第6話において、重要なポジションとなる『エリック・キルモンガー』について、MCU情報をもとに調査しました。
ブラックパンサーの宿敵
キルモンガーはまさにブラックパンサー(ティ・チャラ)の宿敵と言えるヴィランです。
彼の行動はすべてティ・チャラへの復讐が原動力と言っても過言ではありません。
マーベル原作コミックでは何度も命を落としますが、そのたびに復活して再戦を挑むほどの執念を見せます。
MCU版ではマイケル・B・ジョーダンの熱演と相まって人気ヴィランの一人となりました。
MCUではすでに退場してしまいましたが、「ホワット・イフ…?(原題:WHAT IF…?)」でどのような活躍をするか楽しみです。
MCU版におけるキルモンガーの活躍
キルモンガーの初登場は「ブラックパンサー」です。
非常に残忍な性格で、ゲーム感覚で敵を倒すキャラクターとして描かれています。
時には味方でも容赦なく倒すその姿はまさにヴィランといったところでしょうか。
原作同様に彼の行動原理はティ・チャラへの復讐ですが、黒人の社会的立場向上も目的としており原作よりも社会派な一面が見られます。
実は故郷であるワカンダの夕日に憧れを持っていたり部族の仮面を気に入って身に着けてみたり、親しみを覚えるような描写も加えられています。
とはいえ非常に協力なヴィランであることに変わりはなく、基礎的な身体能力だけでブラックパンサーを打ち倒すほど。
加えて「神秘のハーブ」を手に入れたことで、さらに強力な力を手にしました。
マーベル原作コミックではブラックパンサー(ティ・チャラ)とは赤の他人ですが、MCU版ではいとこ。
「神秘のハーブ」は王族以外には毒という設定があるので、いとこ=王族の血を引くというMCU版独自の設定が活かされていますね。
ちなみにキルモンガーは「神秘のハーブ」を摂取した後に原料となる植物を全て焼き払っています。
残忍なだけでなく事後処理に余念がない、なかなか厄介なヴィランですね。
最終的には「目立ちすぎる」という理由で使用されていなかったもう一着のブラックパンサースーツを着用し、ティ・チャラに戦いを挑み、憧れだったワカンダの夕日を見ながら絶命しました。
マーベル原作コミックに学ぶキルモンガー
ユリシーズ・クロウがヴィブラニウムを手に入れるためにワカンダを襲撃した際に巻き込まれる形でキルモンガーの家族はワカンダを追放されてしまいます。
ティ・チャラに復讐を誓ったキルモンガ―は何度失敗してもワカンダの転覆のためにティ・チャラに再戦を挑みます。白骨死体になっても復活してくるキルモンガ―には狂気を感じざるを得ません。
最終的にキルモンガーは完全に倒されてしまいますが、彼の息子がブラックパンサーへの復讐を誓います。
MCUにブラックパンサーが初登場する『ウィンターソルジャー』では、ティ・チャラがバッキーへの復讐のために行動するシーンがあります。
復讐が『ブラックパンサー』における重要なキーワードとなりそうです。
『ホワット・イフ…?』での活躍
予告映像でキルモンガーはブラックパンサーのコスチュームで登場しました。
武器商人ユリシーズや本家ブラックパンサーのティチャラも登場するので、彼らとどういった関わりを持つのか非常に気になりますね。
やはり『ホワット・イフ…?』でも本編同様にティ・チャラはキルモンガーの宿敵となるのかもしれません。
逆にキルモンガーの人生をゆがめた原因を作ったユリシーズは仏のような善人になっているかも??