2021年11月5日公開予定のマーベル最新作、『エターナルズ』。
今回は『エターナルズ』に登場するヒーロー「マッカリ」を紹介します。
「マッカリ」は超人的な力と不死の肉体を持つエターナルズの中でも最速のヒーローです。
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「マッカリ」の生い立ち
マッカリは地球のエターナルズの首都であるオリンピアで生まれた男の子でした。両親の名はヴェロナとマラ。
マッカリはエターナルズの技術者ギルドのメンバーで設計や製作に長けており、特に高速車両の設計・製作に長けていたと言われています。
また、彼は人間との接触を避けることが多いエターナルズの中でも人間へ親しみを持っており、原作コミックでは人類に親しみを持つマッカリならではのストーリーや生い立ちが描かれています。
様々な場面で人類に手を差し伸べ関わってきました。ソースという名でエジプトに文章を教えたり、プラトンから哲学を教わったり、様々な歴史の中で人と交わってきました。有名なバンドにトリッキーな演奏法を教えることもありました。
1940年代には、ハリケーンやマーキュリーという別名で活動したり、国家安全保障局になってディヴィアンツや他の敵とも戦っています。
その後はメジャー・マーキュリーという名前でファーストラインの一員として地球を侵略する敵と戦い、ファーストラインでは数少ない生き残りメンバーとなります。
それからマッカリはニューヨークへ移動し、ディヴィアンツの襲撃を迎撃、他のエターナルズメンバーであるセナ、セルシ、イカリス、スプライトと出会います。
多くのエターナルズが地球を去るという選択をしながらも、マッカリは地球に残り、時にアベンジャーズやソーなどと共闘し、時に人類とともに敗北を経験しています。
「マッカリ」の能力
マッカリは自転車や乗り物の創造や設計、運用においては天才的な知識と技術を持ち、得意ではない念力も動力源として送り込んだり、かなり偏った能力の持ち主です。 能力をスピードに全振りしたため、他のエターナルズに比べるとだいぶ個性的な側面を持ったキャラクターのようです。
不老不死
他のエターナルズ同様、マッカリの生命力はコズミックエネルギーによって増強されており、不老不死です。
病気や毒に対しても免疫力があり、分子レベルでバラバラにしない限り、死ぬことは困難です。
超人的なスピード
マッカリは他のエターナルたちが費やすの能力のほとんどをスピードに捧げた結果、超人的なスピードを手に入れました。
素早く円状に駆け抜けることでサイクロンを発生させたり、水の上すらも走ることが可能です。
そのスピードを極限まで訓練し向上させた結果、その他の様々な能力（飛行、エネルギー投射、物質操作など）の大半を失うことになりました。しかしある事件をきっかけにそれ以外の失われた能力も取り戻しています。
手に入れたその速さは音速に留まらず光速を超え、あのクイック・シルバーすらも置き去りにすると言われています。
超人的なパワー
マッカリのスタミナは他のエターナルズと同様に疲れ知らずです。
またパワーも比較的強く、30tの物を押したり、持ち上げることが可能で、エターナルズの中では平均よりやや高めのパワーを持っています。
念力
念力については、使えたり錯覚や幻覚を見せることはできますが、限定的であまり得意ではありません。
映画『エターナルズ』におけるマッカリの役割を考察
(c)MARVEL
マッカリは原作同様、エターナルズの中でもかなり人類に寄り添うスタンスを持っていると思われます。
今作でどれだけ人類側が描かれているのか不明ですが、デーン・ウィットマン（ブラックナイト）の存在もあるので、マッカリのスタンスが見られる場面はきっとあるはず。
また、映画では原作と異なり女性かつ聴覚障害である点も気になるところです。
マッカリを演じるのは女優のローレン・リドロフさんで、聴覚障害を持ちながら活躍されている女優さんです。（代表作：ウォーキング・デッドなど）
世界がジェンダーや恋愛においてもボーダレスになっていく中で、マーベル作品もよりマルチにユニバーサルな世界を開拓するには、今作はある意味新しい旋風を起こしやすいののかもしれません。
今後のマーベル作品を見据えて、どんなテイストで描いていくのか期待したいですね！
