S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク3 -《Birth of Iron Man》 EDITION- レビュー

過去に発売されたアーツのアイアンマン マーク3がイベント開催記念商品としてより劇中に近いカラーリングでリメイク!
バンダイ S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク3 -《Birth of Iron Man》 EDITION- のレビューです。

基本情報
■メーカー:バンダイ
■発売日:2020年07月初発送
■価格:¥7,810(税込み)
■個人的評価
劇中再現度  :4.5/5.0
可動範囲   :4.0/5.0
プレイバリュー:4.0/5.0

フィギュアーツ アイアンマン マーク3 -《Birth of Iron Man》 EDITION-のパッケージ

2016年に発売されたS.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク3の仕様を一部変更し、オンラインイベント「TAMASHII Features 2020」の開催記念商品として発売されました。
パッケージはアイアンマン本体のメタリックカラーを彷彿とさせる光沢感のあるブラックがベースカラー。
通常版は中身が見えるデザインでしたが、今回は中身は見えません。

サイドには正面とは別カットのアイアンマンの写真が。
光沢感をうまく表現したライティングで非常にクール。

背面ではいつも通りギミックやアクションポーズの紹介。

フィギュアーツ アイアンマン マーク3 《Birth of Iron Man》 EDITIONのレビュー

全身のスタイル。
4、5年前のフィギュアーツですが、違和感ないスタイルで再現度は高め。

全身のメタリックは通常版より少し落ち着いた高級感のある色味に調整され、各所にダメージ塗装がなされています。

頭部のアップです。目はホワイトで塗装。

頭頂部には1箇所ダメージ塗装がなされ、塗装ハゲを再現。
背面は全面綺麗なレッドカラーです。

腕にも各所にダメージ塗装がなされています。全体的に主張しすぎないちょうどいいダメージ塗装ですね。
金色での塗装箇所も綺麗な塗り分け。

胸部と背面のアップです。
アイアンマンのシンボルでもある特徴的なアークリアクターはクリアパーツを用いて再現。
内部は細かい造形がなされ、シルバーで塗装されています。
首回りの各部品はシルバーとガンメタで部分塗装されています。

腹部はパーツが可動のためいくつかに分割され、可動フレームを内蔵している構造。

太ももはゴールドメインのカラーリング。膝裏との接合部は可動に対応してパネル状のパーツが凹む様になっています。
足裏の模様も省略なく再現されています。
なお、足はダイキャスト製で重心が低く、安定感があります。

通常版のフィギュアーツ アイアンマン マーク3と比較。
通常版は色味が濃いですが、 birth of ironman editionはかなり劇中に近い色味に調整されていますね。
また、色味の変更だけではなく肩関節のカラーが赤からガンメタに変更されているなど、細かな塗装の変更もされています。
通常版しか持っていない時は特に色味は気になりませんでしたが、並べると一目瞭然ですね。

フィギュアーツ アイアンマン マーク3 《Birth of Iron Man》 EDITIONの可動範囲

前屈は90度にギリギリ満たない程度、後屈は90度ほど可能です。
腹部アーマーパーツの分割により広い腰可動域を実現しています。

首は360度、腰は左右に90度可動します。

肩は上方向に90度可動します。付け根は引き出し式。

股関節も引き出し式のため、かなり大きく開くことが可能です。
爪先の可動幅はそれほど広くはないですが、足がダイキャスト製のため腰を低く落としても安定感があります。

フィギュアーツ アイアンマン マーク3 《Birth of Iron Man》 EDITIONの付属品

付属品一覧です。
手首パーツは平手が2種、エフェクトパーツ接続用平手が1種の合計3種が左右ずつ付属。
エフェクトパーツは手首用大小、足用の3種が左右分付属。また交換用フラップパーツも付属しています。

手首パーツは手の甲のアーマを付け替える必要があります。

フラップパーツは平たいピンで接続されているので、差し替えて展開状態(写真右)を再現できます。


通常版のマーク3には付属していなかったスタンドが新たに追加。

スモークブラックのクリアパーツに「STARK INDUSTRIRS」のロゴが印刷されています。

フィギュアーツ アイアンマン マーク3 《Birth of Iron Man》 EDITIONのアクション

最後にアクションポーズをいくつか。
素立ち。メカメカしくもありながら、筋肉質にも見えるちょうど良いバランスの造形です。

ダイキャスト製の足により安定感が抜群なので片足立ちでのハイキックも問題なく。
足も大きく上がります。

力を込めたパンチポーズ。

リパルサーレイを発射しているイメージで。

吹っ飛ばしをフラップ展開とジェットの噴射で耐えるところ。
パッケージでも紹介されていたポーズですね。

アイアンマン一作目では、テロリストのアジト壊滅シーンにてスマートな直立体制から少ない動作でリパルサーレイを放つ姿が印象的でした。

スタンドとエフェクトを使用して飛行ポーズ。

背後から。スタンドの追加は地味に嬉しいですね。

空中で停止。

両手でリパルサーレイを発射。

アメコミおなじみの床パン(スーパーヒーロー着地)

別角度から見ても全く違和感ないポージングが可能です。
股関節や腹部の可動域が狭いとなかなか綺麗にポーズが決まらないのですが、さすがはバンダイさんの技術ですね。

まとめ

バンダイ S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク3 -《Birth of Iron Man》 EDITION- のレビューでした。

過去発売されていたフィギュアーツ アイアンマン マーク3のリカラー商品ですが、かなり劇中イメージに近いたカラーリングに変更されており、通常版を持っていても満足できる内容になっていました。特別仕様のスタンドも追加されており、プリントされたスタークインダストリーのロゴもかっこいい仕上がり。可動範囲については4、5年前のフィギュアーツとは思えないくらい広く、2020年に発売されてもほとんど不満のないクオリティでした。

本フィギュアは開催記念商品のため普通に購入することができませんが、通常版のマーク3であれば店舗やWebショップで見かけることも多くあるので、初めてフィギュアに興味を持った方は購入してみてはいかがでしょうか。

 

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