ROBOT魂 <SIDE GHOST> タチコマ -攻殻機動隊 SAC 2nd GIG & SAC_2045- レビュー

近未来SFアニメーションの金字塔、攻殻機動隊 SACシリーズから愛すべき思考戦車がROBOT魂で発売!

バンダイ ROBOT魂 <SIDE GHOST> タチコマ -攻殻機動隊 SAC 2nd GIG & SAC_2045-のレビューです。

基本情報
■メーカー:バンダイ
■作品名:攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)/ 2nd GIG / SAC_2045
■発売日:2020年12月19日
■価格:¥7,700(税込み)
■個人的評価
劇中再現度  :4.5/5.0
可動範囲   :3.5/5.0
プレイバリュー:4.0/5.0
コスパ    :3.5/5.0

ROBOT魂 タチコマ(SAC 2nd GIG & SAC_2045)のパッケージ

パッケージは中が見えないデザインで、正面には森で戦う2機のタチコマが描かれています。体には弾痕がありダメージを受けていますね。
なんとなくSAC_2045 Seacon1ラストシーンの森を思い出します。

側面にはそれぞれ別角度から見たタチコマ。

上部にはタチコマの目をイメージしたイラスト、底面にはSAC_2045で登場した新型のタチコマとのツーショットが。

背面には付属品とアクションポーズの紹介。
吹き出しでタチコマの劇中セリフが書いてあって可愛いです。

内部は透明なブリスターにこのように収納されていました。

ROBOT魂 タチコマ(SAC 2nd GIG & SAC_2045)のレビュー

全身のスタイル。
全体のバランスは全く違和感無いタチコマらしい丸みを帯びたシルエットに仕上がっています。

正面から。

サイドから。各部全体的に細かな塗装がされている事がわかりますね。

背面。バックパック(コックピット)の開閉ギミックは残念ながらありません。

頭部、腕パーツ周りのアップ。
正面右上のパーツはメタリックブルーで塗装。マジックハンドのような手のパーツは小さいながらも可動します。
ランチャーの銃口パーツは劇中ではシルバーだったような気がするので、白いパーツで造形されているのは少し違和感…

バックパック正面のカメラパーツやライトのようなパーツはそれぞれ塗装されています。
ポッド横のワイヤー発射装置はランチャー同様劇中ではシルバーっぽい色だった気が…

曲線的な足のデザインも問題なく再現。足裏の模様も省略なく造形されています。

本体底面には魂Stage用のジョイントがあるため、浮かせてディスプレイする事が出来ます。
バックパック下にもアイボールが一つ。

ROBOT魂 タチコマ(SAC 2nd GIG & SAC_2045)の付属品一覧

付属品はエフェクトパーツ2種、グレネードエフェクト用スタンド、ガトリング砲、交換用足タイヤ、ワイヤー長短が付属。

それ以外にディスプレイ用電脳通信画面が4種付属。
左からバトー(SAC_2045)、素子(SAC_2045)、カウント画面、素子(SAC 2nd GIG)。

交換用の足パーツはピンで接続する方式。

タイヤパーツに交換するとこんな感じ。外での任務中はこちらの足でいる事が多かったですね。

ガトリング砲は太めのジョイントで接続されているグレネードランチャーを取り外して差し替えます。

なお、グレネードランチャーの安全装置は劇中同様引き抜いてカバーを外します。
差し替えでなく劇中通り再現されているのは嬉しい!

取り外した銃口にグレネードエフェクトを取り付けたところ。かなりの迫力です。
付属のスタンドをエフェクト下に支えとして取り付けるように説明書には記載がありましたが、ジョイントがある訳でもなく、スタンドがなくてもある程度自立出来るので私は使用しませんでした。

マシンガン用エフェクトは右手の銃口かガトリングの銃口どちらかに取り付けが出来ます。

バックパック横のワイヤー発射装置は先端パーツを取り外して交換する方式。
写真右側がジョイント。

右側が短、左側が長のワイヤー。長い方はおおよそ2倍の長さがあります。
どうせならそれぞれ2本ずつ付属していて欲しかった…

ROBOT魂 タチコマ(SAC 2nd GIG & SAC_2045)の可動範囲

手足はかなりフレキシブルに可動します。脚の付け根は上側にはあまり動きませんが、それ以外の関節はかなり柔軟。
コックピットの接続部はただの軸接続なので斜めにずらす事も可能。取り外しも出来ます。

指先は付け根で可動し、少しだけ引き出して伸ばす事が可能。
劇中では結構長く伸びていましたが、写真右の長さで限界です。

アイボールは3つとも自由に可動します。
なお、コックピット底面のアイボールは頭部のものとは構造が異なり、単純に1周360度の回転可動のみです。

ワイヤー発射装置は360度回転します。

ROBOT魂 タチコマ(SAC 2nd GIG & SAC_2045)のアクション

最後にアクションポーズをいくつか。
まずは歩行ポーズっぽく。4足歩行のロボットフィギュアをいじるのが初めてなので少しポージングが難しかった…

ジャンプ。関節可動が優秀なのでうまく使えば動きを出したディスプレイが出来ますね。

壁に張り付いているイメージで。ササササ…と言いながら外壁を登っていましたね。

「僕にも並列化させてよ!」
仲間のタチコマに経験の並列化を求めるところをイメージ。同じ情報を並列化しているのに個性を獲得したタチコマ。

ガトリングとタイヤに換装して出動。

少し前傾姿勢にすると加速している感が出せます。

少佐からの命令を受けているイメージで。

電脳世界でハッキング。

ワイヤー発射。

スパイダーマンのように空中を駆け回る。

長さを左右で合わせられないので画角が限られるのが残念…

テロリストと銃撃戦。
2nd GIGの天敵などで、被弾してボロボロになるシーンも印象に残っています。

ガトリング+エフェクト。

グレネードを発射。
SACの硝煙弾雨では不発弾でしたがROBOT魂にはちゃんとエフェクトが付属。

バックパックを外し硝煙弾雨で傷つきながらも捨て身でアームスーツに特攻するシーンをイメージ。

まとめ

「バトーさーん!」
最後は手を振るシーンをイメージして〆。

バンダイ ROBOT魂 <SIDE GHOST> タチコマ -攻殻機動隊 SAC 2nd GIG & SAC_2045-のレビューでした。

私自身初のROBOT魂シリーズ購入となりましたが、プロポーションや青の色味は劇中通り、可動範囲や付属品も多くかなり満足出来る内容だったと思います。お金に余裕のある人は3体ほど集めて並べるといいかも。笑

グレネードランチャーやワイヤー発射装置など一部カラーリングがイメージと異なる箇所もありましたが、シルバーと白の違いなのでそれほど気にはならないです。各部に細かい造形がされていますが、丸みを帯びたシルエットとも相まって少しのっぺりした印象を受けるので、好みに応じて墨入れをするといいと思います。

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