アナキン・スカイウォーカーとは、スター・ウォーズサーガエピソード1〜6において、最も主要なキャラクターです。
アナキン・スカイウォーカーは知らなくてもダース・ベイダーだったら知ってる人も多いはず。

アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに堕ちた姿こそシスの暗黒卿ダース・ベイダーなのです。

今回はスターウォーズファンなら知ってて当たり前!
スターウォーズサーガで最も激動のある人生を送った「アナキン・スカイウォーカー」がジェダイだったのか、なぜフォースのダークサイドに堕ちてしまったのかについて紹介していきます。

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アナキン・スカイウォーカーとは?

小さい頃から機械いじりが得意で、その腕は周りからも一目置かれている。またその頃から人間には無理とされていた危険なレースに、唯一人間で参加するなど天才的なパイロッドセンス、フォースの片鱗を見せていました。

その資質をジェダマスターであるクワイ=ガン・ジンに見出され、評議会の反対を受けながらもオビワンのパダワンとしてジェダイの訓練に励みます。

選ばれし者として頭角を表しながらも、ジェダイにしてはやや年齢が遅かったことや母との別れの寂しさは、不安を呼び、ジェダイとしては禁忌である怒りや恋愛など素行にやや粗さが目立ってしまうこともしばしば。

晴れてジェダイ・ナイトへ昇格するも、ジェダイ評議会への不信やパルパティーン議員との親密さを深め、やがてシスの暗黒卿へと堕ちていくことに・・・

 

アナキン・スカイウォーカーの幼少期

砂漠の星「タトウィーン」でスクラップやの奴隷として育つ。父親はおらず、母 シミ・スカイウォーカー一人でも身ごもった子である。幼い頃からアナキンは、機械の整備や修理において類まれな技術を持っていた。また9歳という若さで、機械修理などの裏方(エンジニア的)な能力だけではなく、天才的なパイロットセンスの持ち主で、銀河系でもかなり危険とされるポッドレースにおいて、人類で唯一のポッドレーサーに参加しているアナキン。この時にすでにC-3POのほとんどを子どもながらに完成させている。
これらの様子を見ていたマスター クワイ=ガン・ジンに、ミディクロリアン値を測ったシーンでは、マスターヨーダーをも超えるほぼ銀河系最強の数値を示した。
これらを経てエピソード1 ファントムメナスでは、オビワンやクワイガンジンらとともに、コンサルタントやナブーへ行くことになる。
ナブーと通商連合との戦闘時には、クワイガンジンからの言いつけを破り、戦闘機に乗って参戦し、地上部隊のシールド装置を破壊し、勝利に大貢献。
R2-D2とはこの時からの付き合いである。

アナキン・スカイウォーカーの青年期

マスタークワイ=ガン・ジンの遺志を受け継ぎ、オビワンの弟子として訓練を開始。

オビワンとは、師匠という間柄だけでなき、時に父のように、時に兄のように慕っていた。しかし一方で、オビワンよりも強いフォースを持ち、ヨーダをも凌駕するミディクロリアン値持つアナキンは、「フォースにバランスをもたらす者」と囁かれているのにも関わらず、周りの自分へ評価が低いことに不満や怒りを抱く。

そんな中親身に話を聞いてくれていたのは、あのパルパティーン最高議長でした。
そして、パドメとの再会、最愛の母の死、次々に降りかかる未来への不安は、恐れとなり、小さな負の感情をアナキンに植え付けることになるのでした。

アナキン・スカイウォーカーの成人期


ジェダイとして功績を評価され、ジェダイナイトになれたのも束の間。
アナキンは、妻のパドメが出産する時に命を落とす夢を何度も見ます。

パルパティーンは、パドメの命を保障するとして、ダークサイドへ誘惑、最終的な葛藤の末、アナキンはダークサイドに屈服しシスの暗黒卿として、共和国をジェダイ騎士団を自らの手で破壊していきます。

愛するパドメを死なせないために、その不安と恐怖を退けるために彼はダークサイドに染めていく決断をします。
( このあと旧三部作では銀河帝国の支配者ダース・ベイダーとしてスターウォーズサーガ 第2章が進んでいきます。 )

師匠や弟子は?

・ 師匠:オビワン・ケノービ
・ 師匠:ダース・シディアス(元パルパティーン最高議長)
・ 弟子:アソーカ・タノ( アニメ: クローン・ウォーズにて )

映画では語られていないが、アニメ版ではパダワン「アソーカ・タノ」の師匠を務めることに。
女性ジェダイ活躍は必見!

 

アナキン・スカイウォーカーの戦闘スタイル

アナキンのセーバーアクションは主人公ということもあり、華麗で見応えあるアクションシーンが多いです。

その中にも力強さや攻撃的でダークサイドの片鱗も伺えるような戦い方。
ジェダイの七つの型に分類すると、アナキンはライトセーバーと力による攻撃を重視したフォームⅤ:シエン/ドジェム・ソを操ります。

ドゥーク戦やオビワンとの戦闘シーンで見て取れる、力強い強打や振り抜きや連続攻撃など力強い剣の振りが特徴。力で押し、相手の防御を壊し、攻め込んでいくまさに強気のスタイル。

アナキン・スカイウォーカーの魅力について語る

ここまですでに内容量がたっぷりなアナキン・スカイウォーカーですが、これでもままだ足りないほど魅力がたくさんです

さすがですね、スターウォーズサーガで最もながくスポットを当てられている一族「スカイウォーカー」ですから。

特にアナキンはそのスポット照らすことになった最初のスカイウォーカーです。才能と物語の混沌をもって生まれた彼の魅力を改めて紹介していきましょう!

エピソード1のポッドレース!

もうアナキンを語る上で外したくないのはこれです。そう、この銀河系の中でも危険かつスリリングだとされているポッドレースにわずか9歳という若さで参戦します。

このポッドレースは、4機のジェットエンジンにコックピットを繋いで超高速でタイムを互いに競うレースです。また他のポッドへの妨害行為も暗黙の了解として行われており、非常に過激で危険な超高速レーシング。

またタトウィーンで行われるブータン・イブ・クラシックはその中で最大級の人気を誇るレースで、洞窟、渓谷、襲撃ありの「完走自体が極めて困難」とされているレースです。
超高速かつ過激で危険なポッドレースは、ほぼ人間では不可能と言われていて、「人間を超える反射神経」が必要と言われているなか、唯一の人間として参戦しているのが、当時9歳のアナキンスカイウォーカーです。

この時点でちょっとやばいなという香りがしますよね。この中他の選手の妨害に遭いつつも抜群の反射神経、判断、操縦技術をもってこの大会で優勝します。手に汗握るこのポッドレースは是非見て欲しい!

さらにもうひとつ付け加えるのなら、ポッドレースに参加するこの機体を自分で作っているという、天才エンジニアっぷり。操縦技術や反射神経、またフォースの加護だけではなく、ゼロから作り出すことができるほどの機械好き。現にあのC-3POがほぼ出来上がっているのもさまさに天才児他ならないです。

ヨーダをも凌ぐフォース!

エピソード1ファントムメナスの中でクワイ=ガン・ジンが血液を抜き取るシーンがあります。

その血液を機械にかけ、数値をオビ=ワン・ケノービとともに見るところでは、なんとヨーダの比にならないほどの円形グラフが出ており、9歳にしてヨーダを上回るこの事実に「フォースにバランスをもたらす者」と信じたくなるのも確かに頷けます。

ポッドレースはもちろん、終盤の敵シールド破壊や時の運命に身を任せつつも難なくやり遂げていくあたりフォースの加護、流れを引き寄せる力はもっていますよね。

無謀にも突っ込みすぎて痛い目を見ることもありますが、オビ=ワン起点を利かした戦い方に比べ、技術や力、フォースを駆使した戦い方は若いながら才能を感じます。

特にエピソード3シスの復讐では、オビ=ワンとの死闘では最高峰のセーバーアクション、センス、技量が味わえる戦闘シーンであることは堅いです。がやはり若さでしょうか、起点と冷静判断で最後はオビ=ワンに軍配があがることになりますが、間違いなく圧倒的なセーバーアクションが眠っています。

ドロイドへの愛

アナキン・スカイウォーカーといえば帝国最強の戦士ダース・ベイダー・・・と語りたいところなんですが、ここでは敢えてドロイドとの関係について語りたいと思います。

ジェダイは様々な場面で、相棒としてドロイドや他の生物と行動したり、力を借りたり、その局面を切り抜けてきました。

しかしそこでは常に深すぎる友情や愛情というよりは、冷静な立場、仕事のパートナーのような一定の距離感を保っている「特使」として派遣されているせいなのか、だいたいのジェダイは「中立」のスタンスをたもっています。

なかにはサバサバしていたり、少し希薄な関係かと思う点もあります。

アナキンの師であるオビ=ワン・ケノービはその点「交渉人」と言われるだけあって、他のジェダイとは違う親交を持っている部分もみえます。

さてアナキンはというと、根は優しいせいか荒々しい生き物すら手なずけ、味方にして乗りこなすなどジェダイならではだと思うのですが、ドロイドにもとても手厚くコミュニケーションをとってるのは、このアナキン・スカイウォーカーだけではないでしょうか。

ここまでドロイドと意思疎通をとったり、頼ったり、まさに相棒かのように時を過ごすジェダイは稀でしょう。現にあのオビ=ワン・ケノービですら、ドロイドを相棒に撮った覚えはない!と発言しているほどです。
 
アナキンは奴隷出身で、兄弟もいなく母以外では唯一心許せるのは、機械やドロイドだったのかもしれません。

故にドロイドに対する接し方が違うのは当たり前なのかもしれませんが、この関係性がもたらす(主にR2-D2)貢献というのは、彼なしにはありえないでしょう。その理由はアナキン自身のドロイドとの関係ならでは、というのはいうまでもないでしょう。

まとめ

アナキン・スカイウォーカーまとめ
  • ジャンク屋の奴隷として幼少期を過ごしていた。
  • 小さい頃から機械をいじるのが好きで修理や整備の技術もずば抜けていた。
  • 機械だけではなくパイロットしても抜群の操縦技術の持ち主である。
  • 9歳にしてヨーダをも超えるミディクロリアン値を持っている。
  • フォームⅤ:シエン/ドジェム・ソの使い手

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