【評価/感想】シャン・チー テン・リングスの伝説 アメコミブロガーが解説

2021年9月3日に公開された『シャン・チー テン・リングスの伝説』。主演はカナダ育ちの中国人俳優「シム・リウ」。

公開日には見に行けませんでしたが、1日遅れの9月4日に映画を見てきました。

 

今回はネタバレのない範囲で『シャン・チー テン・リングスの伝説』の魅力、感想、見ておくべき過去作品について、アメコミブロガーが解説していきます。

映画『シャン・チー』のあらすじ

シャン・チーは、中国で1000年続く犯罪組織テンリングスで実の父に暗殺者として育てられたが戦いを望まず逃亡。
サンフランシスコのホテルの駐車係として平凡に暮らしていたシャンチーでしたが、再びテンリングスの工作に巻き込まれます。

この映画はMCU映画の25作目となり、カンフーを取り入れたド派手な戦闘アクションが魅力です。

映画『シャン・チー』の感想

観ていて感動できる、とても気持ちいい作品でした。
ド派手なカンフーアクションの爽快感がサイコーでしたし、父、母、妹それぞれとの家族の繋がりや心情が色濃く描かれており、父との最終決戦のシーンは思わず涙が溢れそうになりました。

テンリングスが今までにないアクションを実現していました。
肉体のみのカンフーアクションではあり得ない動きがが多数炸裂し、全く新しい映像表現を楽しむことができました。

また、単体作品としても十分面白かったですが、加えてドクター・ストレンジに登場する魔導士ウォンが登場するなど、今後のMCUへの繋がりの示唆もしっかり描かれており、マーベル映画シリーズファンとしては観ておくべき作品だと思います。

 

映画『シャン・チー』の前に見るべき映画

映画シャンチーは単体作品として完成度が高く、MCUの過去作品の予習をせずに十分楽しめます

ただ、いくつか知っておいた方が面白いポイントがあったので、関連作品を紹介します。

アイアンマン(2008)

MCUの始まりとなる重要作品。
アイアンマン誕生とテンリングスの関係が明らかになります。
ただ、『シャン・チー テン・リングスの伝説』のストーリーとの関係性は薄いです。

インクレディブル・ハルク(2008)


『シャン・チー テン・リングスの伝説』のストーリーと直接の関係性はないです。
予告編にも映像がありましたが、この作品に登場したヴィランが再登場しています。が、重要なポジションではありません。

アイアンマン3(2013)

アイアンマン3には偽物のマンダリン(偽テンリングスのボス)が登場します。
映画では衝撃の事実が明らかになり、『シャン・チー テン・リングスの伝説』のストーリーにも少々関係します。

ストーリーの核心に迫るほどのポイントはないですが、事前にアイアンマン3を見ておくと楽しみが増えるかも・・・

ドクター・ストレンジ(2016)


『シャン・チー テン・リングスの伝説』のストーリーに直接影響しませんが、この作品に登場する魔導士ウォンが登場します。

今後ストレンジ先生はMCUで重要なキャラクターになりますし、今後もマーベル作品を見ていく人はこの作品は見るべき作品でしょう。

まとめ

2019年のアベンジャーズ エンドゲーム以来初の新ヒーローの登場に興奮してしまいました。

単体映画が公開されたということはシャン・チーは今後もマーベル映画シリーズで重要なポジションにつくことは間違いないでしょう。

実際、作品のクオリティも高かったですし、今後はキャプテン・アメリカやアイアンマンに続くエースキャラクターとして活躍してほしいですね。

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