「アントマン」とは?マーベル映画の鍵を握る世界最小ヒーローを解説
MARVEL「https://www.marvel.com/characters/ant-man-scott-lang」より引用

MCU(マーベル映画)ではお笑い担当として視聴者を笑わせてくれるアントマンですが、MCUにおいてアントマンという作品は非常に重要な役割をになっています。

単独映画は2作品公開されており、「アントマン」、「アントマン&ザ・ワスプ」はいずれも高い人気を誇ります。
ストーリーや設定、お笑い要素が高く評価されているからです。

また、映画「アントマン」には2019年に大ヒットしたアベンジャーズ集大成となる映画「アベンジャーズ エンドゲーム」に欠かせない伏線が数多く散りばめられており、MCUファンからしても見逃せない作品なのです。

今回はマーベルのお笑い担当ヒーロー「アントマン」について、過去に公開された映画作品を元に解説していきます。

アントマン3の製作も発表されており、この記事でぜひ予習して下さい。
最新映画や過去映画を無料で視聴する方法は以下でまとめています。

アントマンとは?

MCUでは俳優「ポール・ラッド」が主演を努めます。
「スコット・ラング」は元犯罪者ということで定職も付けない、前科持ちのダメ男。
ある日、泥棒業の依頼で盗んだスーツの力でアントマンとして活動することとなります。

アントマンとは、文字通り「蟻」のように小さくなることができます。
これはスーツの力で、スコットは特別な能力をもたない人間です。

身体は身長1.5cmほどまで小さくなりますが、パワーや跳躍力は減衰しておらず、身体は小さくても十分に戦うことができます。

映画『アントマン』のあらすじ

職を失い、最愛の娘の養育費も払えない崖っぷちの男「スコット・ラング」。

彼に最後に舞い込んだ仕事は、泥棒業で手にした特殊なスーツで身長1.5cmの世界最小ヒーロー「アントマン」として巨悪と戦うことでした。

スーツを発明したハンク・ピム博士と博士の娘ホープの指導の下、彼の人生をひっくり返す逆転劇が始まります。

アントマンの能力

身長を1cm程度に小さくなれるアントマンですが、小さくなれる以外にもいくつか能力や得意技を兼ね備えています。

以下ではアントマンの能力を解説していきます。

身長を小さくできる

ピム粒子と呼ばれる物質により、体のサイズを1cm程度にまで自在に伸縮させることができます。
跳躍力やパンチ力は保持したままサイズを小さくできるため、相手に気づかれることなく攻撃することができます。

アイアンマンやファルコンなど、メカを駆使して戦う相手には機械の中に潜入して破壊することで戦闘不能にすることが可能。

小さくなるにはアントマンスーツが必要で、スーツがないとアントマンは生身の人間です。

アリを操作できる

アントマンのヘルメットにはアリなどの昆虫と意思疎通する力があり、自在に命令して操ることができます。

羽アリを利用すれば飛行することができるため、移動にも困りません。

アリを使った潜入調査をすることもできます。

巨大化

アントマンスーツには巨大化する機能も備わっており、10メートル以上のサイズに巨大化することができます。

「ジャイアントマン」と呼ばれており、重量や攻撃力は上がっていると思われます。

一方、非常に鈍足になる事と着用者に大きな負担をかけるというデメリットがあります。

様々なものを小さくして持ち運べる

ピム粒子を活用する事で、車や建物でさえも小さくして持ち運ぶことができます。

ドラ○もんのようにどこでも大きなアイテムを呼び出せるので非常に便利です。

アントマンの登場作品

MCU(マーベル実写映画)におけるアントマン登場作品をまとめました。

単体作品は「アントマン」、「アントマン&ザ・ワスプ」の2作品のみですが、アントマンはそれ以外のアベンジャーズシリーズで大活躍しています。

アントマン(2015公開)


アントマンがMCUに初登場する単独映画。

この時点で他のMCUとの接点は少ないですが、アベンジャーズの話が登場したり、ピム博士とシールドの因縁が語られたりと、今後のMCU伏線も散りばめられています。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年公開)

マーベル映画_MCU作品_キャプテンアメリカ・シビルウォー

アベンジャーズのストーリーが大きく動く作品です。
シリアスなテーマ、シリアスなストーリーにも関わらず、お笑い要素も多い名作。

アントマンはこの作品に空気の読めないギャグ要素を持ち込み、シリアスなストーリーを緩和するという重大な役割を果たします。

アントマン&ワスプ(2018年公開)

アントマンアンドワスプ
映画『アベンジャーズ・インフィニティウォー』で他のアベンジャーズメンバーだ大活躍する中、アントマンは別の敵と戦っていました。それを描いたのがこの作品。

アントマンはこの後多くのヒーローを鍵を握るのですが、この作品にはその伏線が隠されています。
また、MCUフェーズ4でさらに詳しく描かれるであろう量子世界の話が登場しています。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年公開)

マーベル映画_MCU作品_アベンジャーズ・エンドゲーム
アベンジャーズシリーズの最高傑作にして完結編。
この作品でアントマンは超重要な役割を果たします。

もちろん、シリアスなストーリーにお笑い要素を足してくれるという最大のミッションもしっかりこなしています。

「アントマン3」での活躍

2020年6月現在、アントマンの続編となる「アントマン3」の脚本執筆が進められており、MCUフェーズ5以降での公開が予定されています。

「アントマン3」は、「アントマン」「アントマン&ワスプ」に続くアントマン単独映画の第3弾。
ペイトン・リードが前2作に続き監督を務めます。

「アントマン3」にはマーベルコミックの有名ヴィラン「モードック」が登場するのでは言われていますし、
アントマンの娘キャシー・ラングはマーベルヒーロー「スタチュア」として「ヤングアベンジャーズ 」で活躍するなどの噂もあります。

いずれにせよ、今後のマーベル映画に欠かせない存在となるアントマン。
今後の活躍が期待されますね!

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