『スターウォーズビジョンズ』第4話「村の花嫁」100倍楽しむ小ネタ解説

至る所で『スター・ウォーズ ビジョンズ』の広告を見かけるようになってきました。

今回は『スター・ウォーズ ビジョンズ』の第4話「村の花嫁」の小ネタを解説します。
主人公「エフ」が可愛いとSNSで話題になっていますね!

 

今回も原作のオマージュがたくさん散りばめられています。

まだ、Disney+ (ディズニープラス)に加入してない人はこちら!
今なら1ヶ月間のお試し視聴も可能なので是非活用して下さい!

スター・ウォーズ ビジョンズとは

『スター・ウォーズ ビジョンズ』は本家から日本へのアツいリスペクトを込めて贈られた史上初の一大アニメプロジェクト

日本アニメスタジオの監督や声優が登場する特番が開催されるなど、盛り上がりを見せています。

第4話「村の花嫁」のあらすじ

舞台はスターウォーズエピソード3シスの復讐の後。
主人公のジェダイ‘エフ’は帝国の支配が届かない場所へと逃亡生活を送っていました。

ある日古い友人のヴァンからのメッセージを受け取り、ある星へ。
この星では、未だに戦争の呪縛から逃れられない村人とそこに抗う若者たちがいた。

そんなこの星で不思議な結婚式の場をヴァンとともに見届けるふたり。
結婚式とは裏腹に村人たちの寂しいような、悲しい声が漏れてくる。

そこに村のために、哀しき決断をした花嫁の運命があり、かすかに漂っている戦争の残り香が感じるエフ。
エフは不吉な予感を感じるが、その思いはヴァンに遮られてしまう。

結婚式のあと、花嫁のハルと花婿のアスは何かを決意するように「僕たちでなんとかしよう」と二人は誓う。
二人が迎えた朝に、、、二人の運命は。エフのとった行動とは・・・

第4話「村の花嫁」を100倍楽しむ小ネタ

9作品の中でも特に人気の高い第4話「村の花嫁」。
美少女剣士は正義ということでしょうかね笑

スターウォーズ要素もしっかり盛り込まれているので、チェックしていきましょう!

①黄色ライトセーバー

なんとジェダイのエフが持っていたライトセーバーは青や緑、赤や紫でもなく黄色!!でしたね!!

黄色といえば、パルパティーン・レイがエンドクレジットで自ら作ったライトセーバーが黄色でした。

またゲームをプレイされている方はよくご存知だと思いますが、ジェダイテンプルガードが使う騎士たちもそのセーバーの色は黄色でした。つまり黄色が意味するところは、護り手だと言われています。

あのスターウォーズサーガでスカイウォーカーの名を継いだレイもあこれからのジェダイを未来を護るからこそ、そのセーバーは黄色なのではないかと言われているように、またエフもオーダー66のあと、ジェダイであり、残されたジェダイの責務として「護る」ことの意志が強いからこそ彼女のセーバーは黄色だったんではないでしょうか。

また夜が明ける前に、彼女は髪を切り、マスクを捨て、何かを決意したようにも見えましたね。
花嫁はどこか昔のエフと似ているとヴァンも言っていましたが、そんな彼女に自分を重ねつつ逃亡生活への終止符とともに、決意の刃を振るったのかもしないですね。

②賊が乗っていたあの船は?!


賊が乗っていたあの船、なんかどことなく形が似ていると思いませんか?
スターウォーズといえば、この機体なしには語れないのが、ハン・ソロのミレニアムファルコン。

いやいやミレニアムファルコンは先端割れてるでしょ?!
そう思う方も多いかもしれませんが、是非確認してみて欲しいのは、スピンオフ作品の「ハン・ソロ」では、ランドカルリジアン所有の機体であったが、この時代のミレニアムファルコンは先端が割れていない。そう考えるとミレニアムファルコンとほぼそっくりなシルエットをしていました。

オマージュだとは思いますが、かなりデザインを似せていると感じました。

③村を護るという設定

スターウォーにおいて、小さな村を守る設定は黒澤映画をの原点にしばしば継承されます。

Disney+ (ディズニープラス)ドラマ『マンダロリアン』でもしばしば表現されていましたし、スターウォーズビジョンズの1話も話も村を護る話でした。

キネマシトラスと監督のコメント

垪和等監督は、劇場版『テニスの王子様 二人のサムライ』、『ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合!オモチャの国で大決戦だコロン!』などの原画を手掛け、テレビアニメ「メイドインアビス」でも副監督として関わっている。
またこの作品は「日本の風習や文化をとおしてスターウォーズをした」とコメントしていました。

それ以外にも「“まつり”はまた、祀(まつ)るという自然や物事を畏怖し感謝する催事。日本人の中にある万物に命が宿っているという感覚。これはかなり(フォース)近いモノじゃないかと感じています。」と話しており、スターウォーズの世界観やフォースという存在を日本の文化や結婚という儀式に似せながら、ヴァンが解説する形で、フォースやジェダイが大事にしているものを浮き彫りにする狙いがったようです。

 

ヴァン役を演じた上川隆也さんとは高校時代からの友人

ヴァンを演じている声優の上川隆也さんとは、高校時代の友人であると話している。
いつか一緒の仕事、自分の監督作に出てもらうことが一つの目標だったと話しており、目標が人ひとつ叶ったことを明かしています。

まとめ

エフの戦闘シーンは、ある意味近代的なギミックを用いた戦い方は非常にかっこよかったです。
続編でエフの様々な戦う姿を見たくなってしまいました。

また独特な民族の風習やその儀式やそのビジュアルも一つの魅力。
そういった演出の一つ一つや表現やデザインがより、この呪縛から逃れない体質や体制を強めるひとつの表現になっています。

帝国がその支配を強め、小さな星々ではこれまでの生活が今までとは違うものになっていく。そういった中で、オーダ−66を生き残ったジェダイたちの生活も大きく変化したはずだ。

今作メインで書かれていたのは、結婚や儀式から見えるひとつの小さな世界の話ではあったが、その一方でジェダイという存在も心狭しとなったいたところに、新たな決意と言う勇気をエフに与えた、そんな作品だったのではないでしょか。

Twitterでフォローしよう