2021年9月3日に公開された『シャン・チー テン・リングスの伝説』。主演はカナダ育ちの中国人俳優「シム・リウ」。
マーベル実写映画(MCU)ヒーローとして黒人ヒーローのブラックパンサーが大成功していることもあり、中国人ヒーローのシャンチーにも期待が持たれています。
シャンチーは中国のカンフーマスターで、マーベルシネマティックユニバース(MCU)のフェーズ4に初のアジア人ヒーローとして登場します。
原作マーベルコミックにおける彼の能力は自身のクローン生成能力をでしたが、MCU映画では採用されませんでしたね。。。笑
コミック版と映画(MCU)版でのシャンチーには多くの違いがあります。
今回は映画『シャン・チー テン・リングスの伝説』におけるシャンチーの設定と原作マーベルコミックの情報を両面から解説していきます。
Contents
MCU版シャンチー
2021年9月3日に映画『シャン・チー テン・リングスの伝説』が公開されました。
この作品におけるシャン・チーはマーベル原作コミックとはかなり異なる設定で描かれます。
基本的にカンフーマスター的な戦闘力を誇りますが、原作コミックにおけるシャンチーは、後述しますが自分のクローンを生成する能力で戦います。
一方、MCU版は強大な力をもった腕輪テンリングスや竜の力などが登場します。
シャンチーの魅力はアクションで、彼のカンフーアクションは今まで似たことがない新感覚。
今後のMCU映画にも大きく関わってくるため、彼の今後の活躍に期待です。
映画を見る前に関連過去作品を予習しよう!
公式サイトに学ぶシャンチーの戦闘力
(c)marvel
エネルギー:3
戦闘スキル:7
知性:4
スピード:4
パワー:3
※上記はマーベルコミック原作コミックを元に算出された値となります。
原作マーベルコミックにおけるシャンチー
シャンチーはブルース・リーの映画『燃えよドランゴン』に影響されて生まれたマーベルキャラクターで初登場は1973年。
国際犯罪者であるシャンチーの父フー・マンチュー博士は子供を育て、シャンチーと名づけました。
彼は中国の隠された古代の要塞で、父親の邪悪な目論見を全く知らずに、武道と勉学に励みました。
屈強な青年に成長したシャンチーは父親にジェームズ・ペトリ医師を暗殺するという任務を任務を与えられ、ミッション中にスミスという名の英国の秘密エージェントと接触、そこで父親の悪事を知り、父親と対立すること、正義の道に進むことを決めました。
シャンチーの能力
マーベル原作コミックの情報を元にシャンチーの能力を解説します。
シャンチーは普通の人間ですが、カンフーによって極められており、一般人を遥かに上回る能力を発揮します。
以下ではどんな能力を持っているのでしょうか。解説していきます。
カンフースキル、近接武器
シャンチーは父親のもと、カンフーを中心に戦闘訓練を受けており、マスター・オブ・カンフーと称される程の武術を習得しています。
カンフー限らず、様々な格闘関連の技術に精通しており、実践的の中で武術以外の能力を持つ相手にも柔軟に対応します。
また、精神的に自身を高めることで限界突破する奥義も体得しており、あらゆる物理的な衝撃や痛み、精神的な攻撃すら無効にします。
近接武器の扱いにも慣れており、トンファー、ヌンチャクはもちろん鉄パイプなども自在に使いこなすことができます。
クローン生成
原作マーベルコミックにおいて、シャンチーは自身のクローンを生成する能力を使用する回があります。
武術の達人ということもあり、己の肉体のみで戦ってほしいところではありますが、クローンを精鋭して複数人でタコ殴りなんてことも?
海外のメディア(FanoomWize)でプロット案と共にシャンチーがクローンを駆使して闘うことが言及されており、原作コミックの画像も引用されています。
武術の達人が複数人で闘うのは何とも違和感を感じますが、クローン能力が実写映画に登場する可能性もあるようですね。
スピード・動体視力
シャンチーは常人を遥かに凌ぐスピード、動体視力を持ち合わせています。
戦闘における速度や持久力はもちろん、銃弾を回避することもできます。
MCUフェーズ4以降ブラックウィドウが不在になってしまうこともあり、彼のアクションには期待が高まります。
人体のツボ、神経系を熟知している
シャンチーは人体のツボや神経系に精通しており、相手のツボをついて、麻痺状態にしたり、時には死にいたら閉めることもできます。
また、自身の神経系をコントロールすることで、洗脳を解いたり、解毒や止血を行うことも可能です。
今後のシャンチーの活躍予想
今後MCUでの活躍が期待される『シャンチー』。
これからの映画でどのように活躍するか予想してみました。
エターナルズとの関係
テンリングスは1000年以上前から存在する強大な力を持った腕輪です。
1000年以上前といえば、エターナルズは数千年前からディヴィアンツという存在から地球を守ってきました。
何千年も前にそれらは関係しており、今後のMCUで両者が共闘するなんてことも十分考えられるのではないでしょうか?
戦闘アクション
現在のMCUですがアベンジャーズから、キャプテンアメリカ、ブラックウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)が引退したため、生身で近接戦闘を行うキャラクターがいなくなってしまいました。
映画には必要不可欠なアクション要素であるため、フェーズ4以降はシャンチーがそのポストを担うことに違いありません。
最先端武器や魔術の活用
マーベル原作コミックにおいて、シャンチーはスターク製の2対の金属ヌンチャクを使って戦闘をしたことがあります。
スターク製のヌンチャクは攻撃の際に爆発を伴う非常にアクションに富んだものでした。
映画でも最先端技術と武術の融合を感じれるシーンを観れるのではないでしょうか。
ウォンが映画『シャン・チー テン・リングスの伝説』に登場したことから、ドクター・ストレンジ関連で魔術の力を借りてカンフーで戦うなんてこともあるのではないでしょうか?
いずれにせよ、今までにないサイコーのカンフーアクションになりそうですね!
アントマンとの共闘
原作でシャンチーはピム粒子を使い小さくなったことも、今後もMCUに登場するであろうアントマンとどのように連携するかも見どころです。