DCコミックにおいて、ワンダーウーマンの宿敵であるチーター。
普段は人間の姿をしていますが、ひとたびチーターの姿に変身すると超人的なスーパーパワーを発揮します。
今年公開予定の映画「ワンダーウーマン1984」にも、ワンダーウーマンのヴィランとして登場予定です。
2017年に大ヒットした「ワンダーウーマン」とは独立したストーリーとなる模様の「ワンダーウーマン1984」。新たなストーリーの中で、人間とチーターのハイブリッドである最強ヴィラン「チーター」は、どのような役柄となるのでしょうか。
今回はワンダーウーマンの宿敵であるDCコミックキャラ「チーター」を紹介します。
2020年8月公開のワンダーウーマンについては以下の記事をご覧ください。
「チーター」の生い立ちや概要
原作コミックスでのチーターの設定はいくつか存在し、それぞれバックグラウンドや能力も異なります。
今回の映画に登場するチーターは、現在の原作コミックスでチーターをつとめる最も知名度の高いバーバラ・アン・ミネルヴァです。
バーバラは元々イギリスの考古学者で、自分が探し求める古代の遺物を手に入れるためであれば危険を顧みない野心的な人物であり、同時に利己的で非常に神経質な一面もあります。
ある時、考古学に対する情熱が彼女を突き動かし、あるアフリカの部族を探し求めに行きます。
その部族にはチーターの力を守護する女性がおり、バーバラはそこで古代植物の神ウルズカルタガによりチーターの特殊能力を引き継ぐことになります。
最初は満月の時にしかチーターに変身できませんでしたが、その後魔術師サーシの力を借りて自分の意思で自由自在に変身できるようになりました。
「チーター」の能力
チーターの基本的な能力は、ネコ科動物を遥かに超える驚異的な強さとスピードです。
また研ぎ澄まされた嗅覚と聴覚、そして暗闇の中での視覚を兼ね備えています。
さらには並外れた敏捷性や反射神経によって、ワンダーウーマンと十分に戦える能力を持っています。
また鋭く強い牙と爪で相手を引き裂く凶暴性も、注目すべきチーターの特徴です。
実写映画にどのように登場するかの考察
元々は友達だったワンダーウーマン(本名:ダイアナ)とその宿敵チーター(本名:バーバラ)。
しかし野心に溢れる考古学者であったバーバラは、ダイアナの持つ武器に興味を持ち、どうにかして手に入れようと執着し出します。
その執着心がどんどんエスカレートした結果、ダイアナへの憎しみと変わり、2人は敵対関係となります。
この永遠のライバル、ワンダーウーマンとチーターが2021年公開の新作映画でどのような戦いを繰り広げるのか楽しみですね。
2021年公開の新作映画に向けてワンダーウーマンやDCコミック映画の世界をおさらいしたい人は以下の記事をご覧下さい。