この記事はマーベル映画『アベンジャーズ』シリーズのネタバレを含むので、まだ試聴していない人はご注意ください。
2008年公開の『アイアンマン』よりスタートしたMCU。
その後2012年に映画『アベンジャーズ』が公開され、様々なヒーローが登場するようになりました。
10年ほど経過した現在では『アベンジャーズ エンドゲーム』が公開され、一部のヒーローの物語が完結しました。
例えば「キャプテン・アメリカ」は自身の象徴である盾を「ファルコン」に譲り、アベンジャーズを引退しています。
マーベル実写映画(MCU)は今後も10年スパンで映画・ドラマ公開を予定しており、今後も新ヒーローが登場します。
一方、既存ヒーローは契約などの大人の事情で徐々に引退していくと言われています。
今回は各アベンジャーズメンバー(特に初期メンバーの7人)の後継者に相当する新ヒーローを考察しました。
マーベル原作コミックや、公式から発表済みの公開予定情報を元に執筆しています。
Contents
アイアンマンの後継者は?
「アイアンマン」こと「トニー・スターク」の意志は誰に受け継がれたのでしょうか?
MCUのフェーズ3最後の作品にて、スタークの技術や多くの権限は「スパイダーマン」こと「ピーター・パーカー」に受け継がれました。
しかし、彼は「スパイダーマン」であり、決して「アイアンマン」を受け継ぐわけではありません。
「ピーター・パーカー」を除外して2人の候補者を紹介します。
モーガン・スターク
『アベンジャーズ エンドゲーム』でトニー・スタークの娘として登場したモーガンスターク。
映画では5歳の少女ですが、トニーの娘ということもあり、今後のMCUで活躍することが予想されます。
マーベル原作コミックには「アイアンハート」という女性ヒーローがいます。
「リリ・ウィリアムズ」という10代の少女が小柄なアイアンスーツで闘います。
MCUでも新キャラ「リリ・ウィリアムズ」が別途登場して、アイアンハートとなる可能性もありますが、
成長したモーガンがアイアンハートとしてヒーローになる可能性も十分考えられます。
ハーレ・キーナ
「ハーレ・キーナ」は2013年公開の映画『アイアンマン3』に登場しており、敵の攻撃を受けて追い込まれたトニーを助けた少年でした。
「ハーレ・キーナ」はただの10代の少年とは思えないほど技術に精通しています。
『アイアンマン3』が公開された時からアイアンマンを受け継ぐのではないか?という考察がなされた程です。
『アベンジャーズ エンドゲーム』の終盤でも6年越しに突然再登場しており、今後のMCUへの登場を匂わせています。
また、今後のMCUにはヤングアベンジャーズ というヒーローチームがほぼ間違いなく登場します。
「ハーレ・キーナ」がアイアンラッドというヒーローとしてヤングアベンジャーズを結成することも考えられるのではないでしょうか。
キャプテン・アメリカの後継者は?
近日公開されるDisney+(ディズニープラス)ドラマ『ファルコン・アンド・ザ・ウィンターソルジャー』はキャプテンの後継者をめぐるストーリーとなることが予想されており、他にもキャプテン・アメリカの後継者候補が登場します。
ファルコン
「キャプテン・アメリカ」は映画『アベンジャーズ エンドゲーム』にて「ファルコン」に自身の象徴の盾を譲りました。
順当に行けば「ファルコン」が後継者であることは間違いないでしょう。
最終的には「ファルコン」がキャプテン・アメリカを受け継ぐことになる可能性が高いと思いますが、以下では他の候補者を解説します。
ウィンター・ソルジャー
「ウィンター・ソルジャー」ことバッキー・バーンズ。
実は原作コミックにおいてキャプテンアメリカを名乗ってヒーロー活動をしていた事もあります。
Disney+(ディズニープラス )ドラマ『ファルコン・アンド・ザ・ウィンターソルジャー』がキャプテン・アメリカの後継者をめぐる争いになるのなら、彼が「ファルコン」に変わりキャプテンとなる可能性もゼロではないのではないでしょうか?
ブラック・ウィドウ の後継者は?
ブラック・ウィドウは『アベンジャーズ エンドゲーム』で命を落としていますが。
2020年11月に単体映画『ブラック・ウィドウ』が公開されます。
この作品は過去に遡ってストーリーが展開されるので、ブラック・ウィドウの後継者が現れるとすればこの作品です。
エレーナ・ベロワ
映画『ブラック・ウィドウ』で登場し、ブラック・ウィドウと共闘することが確定している「エレーナベロワ」。
原作コミックでは2代目ブラックウィドウとして公式に活動していました。
今後、エレーナが2代目となり、アベンジャーズのブラックウィドウとして活躍する事も十分考えられます。
ブラック・ウィドウの後継者はいない?
原作コミックで2代目ブラック・ウィドウとなった「エレーナ・ベロワ」が映画に登場するからといって、彼女の後継者になると決まったわけではありません。
マーベルMCUでは『シャンチー』という体術で戦う新ヒーローの登場も決まっており、アクション要素は十分とみなされ、劇中で体術アクションを披露するブラック・ウィドウ枠が不要になる可能性もあります。
ホークアイの後継者は?
Desney+(ディズニープラス)で配信予定の単独ドラマ『howkeye』はホークアイが「誰か」をスーパーヒーローに育てる話になると言われています。
原作コミックに従うと「誰か」とは「ケイト・ビショップ」という女性ヒーローです。
ケイトビショップがすでに登場しているホークアイの娘になるか、別の人物になるか分かりませんが、「ケイト・ビショップ」が後継者となり、今後ホークアイとして活躍することは間違いないでしょう。
マイティ・ソーの後継者は?
マイティ・ソーもフェイズ4にて単独映画『ソー:ラブ・アンド・サンダー』の公開が予定されており、アベンジャーズを卒業するのであればこのタイミングではないかと言われています。
後継者候補は2人で、どちらもソーの後継者にふさわしい強キャラになることが予想できます。
女性版ソー
米国のコミコンにて過去に『マイティ・ソー』シリーズに登場した女優「ナタリー・ポートマン」が女性版のソーを演じると発表されました。
マーベル原作コミックにも登場しており、フェーズ5以降のアベンジャーズメンバーとして活躍する事も考えられます。
ベータ・レイ・ビル
「ベータ・レイ・ビル」はキャプテン・アメリカに匹敵する高潔な魂とソー以上のヒーローパワーを持つチート級のヒーローです。
アメコミ原作コミックではムジョルニアやストームブレイカーを使いこなし、ソーの父であるオーディンにも認められています。
ハルクの後継者は?
Desney+(ディズニープラス)ではドラマ『see hulk(シー・ハルク)』の配信が予定されています。
原作コミックに従うと、「シー・ハルク」はジェニファーという女性弁護士が重傷を負った際に従兄弟である「ブルース・バナー(ハルク)」の血液を輸血された際に能力に目覚めるというものです。
ハルクと違い、自我を保ちながら超人パワーを使いこなすことができます。
公開がまだまだ先なので全貌は見えませんが、MCU版のハルクは既に彼らの問題を克服しており、これ以上描かれる要素はない状況ですので、ブルース・バナー卒業するとしたらこのタイミングでしょう。
ニック・フューリー の後継者は?
ニック・フューリーはS.H.I.E.L.Dの長官という肩書きでMCUのフェーズ1から登場し、アベンジャーズを結成するなど、地球防衛に欠かせないキャラクターでした。
今後も登場すると予想されますが、MCUでは舞台が地球から宇宙となることで、S.W.O.R.D(ソード)という宇宙防衛組織が誕生します。
これにより新たな長官が登場する可能性が浮上しました。
それが「アビゲイル・ブランド」というキャラで、彼女は原作コミックにおいてS.W.O.R.D(ソード)の長官をしています。
ニック・フューリーを演じる役者の「サミュエル・L・ジャクソン」の年齢的にもS.H.I.E.L.DからS.W.O.R.Dに以降する際にMCUを卒業するのではないでしょうか?
まとめ
今回はアベンジャーズ初期メンバー7人が、どのようにMCUアベンジャーズを卒業していくか考察しました。
初期メンバーではない「スパイダーマン」「ブラックパンサー」「ドクター・ストレンジ」などについては今後も単独映画が公開されるので、卒業はまだ先になりそうです。
MCUフェーズ4以降を楽しむ、一つの着眼点としてもらえたら幸いです。