マーベル実写映画(MCU)『アントマン3』に映画俳優「ジョナサン・メジャース」が出演することが報じられました。
詳細は不明ですが、マーベルコミックの大人気ヴィラン「征服者カーン」として登場するのではないかと噂されています。
原作では「征服者カーン」は30世紀に生まれた人間で、タイムトラベルで様々な時空を超えて現れるヴィランです。
「征服者カーン」はヤングアベンジャーズの結成にも影響する超重要キャラで、今後のMCU全体に関係してくるでしょう。
今回はマーベル原作コミックを元に「征服者カーン」について解説します。
征服者カーンとは?
「征服者カーン」は30世期生まれの未来人で、「ドクター・ドゥーム」が開発したタイムマシンを活用し、「過去」「現在」「未来」に時空を超えて登場し、様々なマルチバース(パラレルワールド)を支配しようとします。
今後、MCUに合流すると言われる『ファンタスティック・フォー』と因縁の深いキャラクターです。
ミスター・ファンタスティックの子孫
本名は「ナサニエル・リチャーズ」で『ファンタスティック・フォー』のリーダーである「Mr.ファンタスティック(リード・リチャーズ)」の子孫です。
今後のMCUにおいて、『ファンタスティック・フォー』が重要な役割を果たすことになりそうです。
ヤングアベンジャーズ 結成の鍵を握る
「征服者カーン」は、「Mr.ファンタスティック」の宿敵である「ドクター・ドゥーム」が開発したタイムマシンを活用し、様々な時間軸に登場します。
タイムトラベルを繰り返すうちに時間軸が分岐し、多様な性格を持った「征服者カーン」が様々な時間軸に生まれることになりました。
そのうちの1人が「アイアンラッド 」としてヤングアベンジャーズを結成することになります。
ですので、マーベル原作コミックにおいて、ヤングアベンジャーズを結成するのは別次元の「征服者カーン」ということになります。
征服者カーンは子供時代にいじめで喉を斬り付けられたという大きなトラウマがあります。
過去に戻り、そのトラウマを無かったことにできれば自分はもっと強くなれる思ったカーンは、過去の自分をいじめから救おうとするのですが、「ナサニエル・リチャーズ」(別次元のカーンの少年時代)は将来ヴィランになる自分を拒絶します。
彼はヒーロー「アイアンラッド」となり、別次元の自分である「征服者カーン」に立ち向かうと決めるのでした。
そして、20世期にタイムトラベルし、「征服者カーン」と戦うためのチーム「ヤング・アベンジャーズ」を結成するのです。
MCUにおける活躍を予想
MCUフェーズ4以降に登場するヴィランとして「征服者カーン」と「ドクター・ドゥーム」が有力であると言われています。
2名ともマーベル原作コミックにおいて大人気のヴィランであり、MCU登場はファンの期待値も高いです。
「ヤングアベンジャーズ」の結成や「ファンタスティック・フォー」のMCU参戦など、関連材料も揃っています。
MCUフェーズ1〜3において、サノスの登場が遅かったことを考えると、フェーズ4では登場を匂わせる程度で、フェーズ5以降で徐々に存在が明らかになっていくような流れになるのではないかと考えています。
MCUは「Disney+(ディズニー+)」でのドラマ展開を控えているため、映画版とドラマ版それぞれで二大ヴィランが活躍する展開となるのではないでしょうか?