「ウィッカン」とは? ワンダとヴィジョンの子供の能力を解説
MARVEL「https://www.marvel.com/characters/wiccan」より引用

ウィッカンは原作マーベルコミックにおいて、スカーレット・ウィッチとヴィジョンの子供であり、Disney+ドラマ『ワンダビジョン 』にて初登場する予定です。

世界を混乱させるほどパワフルな超能力を持つスカーレット・ウィッチ。
そして、人造人間でありながらソーのハンマーにふさわしい心を持つヴィジョン。
「ウィッカン」はその二人の間に生まれた子供で、相当なパワーを持っているに違いありません。

原作コミックではティーンメンバーで構成されたヤングアベンジャーズ というチームの一員として活躍します。

今回はそんな「ウィッカン」について、原作マーベルコミックをもとにご紹介いたします。

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原作マーベルコミックに学ぶ「ウィッカン」の生い立ち

ミュータントであるワンダと人造人間であるヴィジョンの間では、子供をもうけることは出来ませんが、ワンダの特殊能力である現実改変力によって、2人は双子の子供を授かります。
しかし、その子供たちは結果的に消滅してしまいます。

その失われた双子のうちの1人に転生したのが「ウィッカン」とされています。
ウィッカンは心臓専門医の父親と心理学者の母親の間に生まれ、本名をウィリアム・ビリー・カプラン。

ビリー(ウィッカン)が特殊能力に目覚めたのは、スカーレットウィッチとヴィジョンの双子に転生する前にアベンジャーズマンションの前でたまたまスカーレットウィッチと遭遇したことがきっかけでした。

ビリー(ウィッカン)は彼の性的指向とオタク的な気質により、学校でいじめにあっていました。ある日、彼は自分が大好きなアベンジャーズであるスカーレットウィッチと出会い、彼女から励ましの言葉をもらったことがきっかけで、いじめっ子に立ち向かうことを決意します。

そこで初めて、いじめっ子を瀕死状態に追いやるほどの超人的パワーを発揮したのです。その後、ますます特殊能力を操れるようになったビリーは、ヤングアベンジャーズを結成したアイアンラッドから誘われ、ヤングアベンジャーズへの参加を決めました。

原作マーベルコミックに学ぶ「ウィッカン」の能力

MCUでの活躍は全く未知ですが、原作コミックでは強力かつ多彩な能力を使用します。

「現実改変能力」

スカーレットウィッチから引き継いだ、現実を操作し思い通りに変えてしまう特殊な能力を持ちます。
彼は魔法を使うことができますが、そのスタイルは少々独特で、自らが実現したい行為を繰り返し自分自身の中で唱えることで、現実に叶えることが可能です。

またウィッカンは定型の呪文を持っておらず、ほとんどがその場で即興で作られたものです。また彼の呪文は非常に影響力がありますが、常に真剣に願わないと効果が減少する傾向にあるようです。

「電気操作」

電気を巧みに操るスキルを持ち、自ら電気を生み出したり、放出することができます。更には電荷、電場、電流、電磁気など電気に関するあらゆるものをコントロールする力を持ちます。

「テレポート」

実際に口に出して呪文を唱えなくても、念ずることで自分自身や他人を他の世界や場所、また異次元へ瞬間移動させることができます。

今後のMCUとの関係について

「ワンダヴィジョン」については、まだ具体的なストーリーが明らかにされていません。
しかし予告編のあるシーンで、ワンダとヴィジョンのそばに2つのベビーベッドとおしゃぶりらしきものが写りこんでいるため、今回のドラマでは「ウィッカン」と双子の弟であるスピードが登場するのでは、という見方が有力視されているようです。

原作に従うのであれば、今作で「ウィッカン」は消滅するが、どこかに転生し、ワンダと再開を果たすことになるでしょう。
アツい展開を想像してしまいますね。

Disney+」で放送されるドラマ版のMCUでは若いヒーローが多数登場すると噂されており、今後「ヤングアベンジャーズ 」に話が展開すると言われています。

既にドラマの放送が決定している『ホークアイ』や『ミズ・マーベル』からティーンヒーローの登場して、今後のMCUに大きく影響するでしょう。

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